体重72.3キロ→37.5キロに!この体型で叶えられたことがいっぱい「ふつうに食べられなくなったアイドル」拒食と過食を繰り返す【漫画家に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
アイドルグループ「もち推し」のメンバーとして活躍する凪は、その昔、体重が72.3キロあった。3年間で37.5キロのやせ細った体を手に入れた。今はもう1キロでも体重が増えるのが怖い。それでも食べたい欲求は抑えられず、食べて吐いてを繰り返す摂食障害から抜け出せずにいた。今回は、漫画家・あめみくろさんにインタビューを行い、制作のきっかけやこだわりについて話を聞く。
72.3キロ→3年かけて37.5キロに!ガリガリなのに数字に囚われすぎた、主人公







本作は、あめみくろ(@ammkr2222)さんの『もちろん推してね!?』に収録されている『ふつうに食べられなくなったアイドルの話』を一部抜粋してX(旧Twitter)に投稿したもので、8.6万のいいねがつく。
現在、若者のなかには肥満でもないのに「自分は太っている」と思い込んでいる人も多いのではないだろうか。周りが細い、母親や家族から体型に関する批判的なコメントを言われたことなども考え方を変えてしまう要因のひとつのようだ。
本作は、現代の女の子が陥りやすい沼をリアルに描く。「1話のれいなはルッキズム、2話の萌はホス狂い、3話の凪は摂食障害、4話の詩乃は宗教二世を描いています。多くの女の子が共通して持っているような悩みを煮詰めた感じのテーマをそれぞれお話にしました。ちょっとでも共感できるところがあったらうれしいです」と、話すのは作者のあめみくろさん。今回紹介するのは、第3話「摂食障害」の話。
描くうえで大変だったことを聞くと、「痩せていく過程を描く点が1番大変でした。あまり広まらないほうがいい手段ですが、よりリアルに描きたかった部分でもあるので、凪のありのままを描きました」食べたものを吐いてカロリーをなかったことにすると体重は減っていく。鏡を見ても「まだ瘦せれる」と思ってしまう、摂食障害の闇が描かれる。
結果、大きな反響を得たことについては、「たくさんの反応、本当にありがたいです。いろいろな意見も届いていますが、同じように悩んでいる人同士が『自分だけじゃないんだ』とちょっとでも安心できたなら、投稿してよかったなと思います」
漫画『もちろん推してね!?』は上下巻、発売中。とくに「完全に予想超えた終わり方だった」「最後の最後でとんでもない話になってました」というコメントもあり、結末の展開が気になるところ。「ぜひ、ラストのリーダーのお話まで読んでいただけたらうれしいです!」と、あめみくろさんも話す。周囲から「かわいい」「細い」と言われれても素直に受け入れられない主人公。彼女の出す結末は?
取材協力:あめみくろ(@ammkr2222)
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