「すすぎ1回洗濯」が暮らしに根づく未来へ。「Choose one Project」始動から1年、実施率は59%に
東京ウォーカー(全国版)
ラグビーチームLION FANGS、スポーツの現場から洗濯習慣の意識改革を促す
社会人ラグビーチームとして活動を続ける「LION FANGS」は、すすぎ1回でもしっかりと汚れが落ちるということを、多くのスポーツ実践者に知ってもらいたいという想いから、本プロジェクトに参画。
秩父宮ラグビー場で開催された試合では、来場者に対して「NANOX one」を配布。商品を実際に手に取ってもらうことで、プロジェクトの認知拡大につながる貴重な機会となった。

ライオン社内での取り組み
また、ライオン社内でも約4000人の社員を対象に「すすぎ1回洗濯」を推奨した結果、2024年4月時点の実施率50%が、同年10月には69%にまで向上した。おもな実施理由は「洗濯時間の短縮」「水道代の節約」「節水効果」であり、利便性の高さが行動変容につながっている。
「すすぎ1回洗濯」を開始した社員のコメント
(一部抜粋、個人の感想)
・すすぎ回数を減らすと洗剤が残る懸念があったが、試してみるとそんなことはなかった。すすぎ回数を減らせば水の使用量を減らせるし、服が多少長持ちするのではないかと思った。
・すすぎ1回でも洗浄力に変わりなく、水道代がかなり安くなった。

すすぎ1回の輪を広げるoneの日
毎月1日を「oneの日」と定めて実施しているX(Twitter)キャンペーンでは、総リポスト数が約3万3000件、インプレッション数が約322万3000件に達し、「これなら自分もできそう」「周りの人たちに勧めたいです」「毎日のことなので、かなりの節水になりますね」といった多くのポジティブな反響が寄せられ、多くの新規層への認知拡大にもつながった。

取り組みを振り返って/今後の目的
ブランドマネジャーである長池英二さんは、「すすぎ1回洗濯」実施率が1年間で大きく伸長したことや、企業・団体・生活者との連携によってエコアクションが広がった点を評価しつつも、まだ普及には課題があると指摘している。今後はよりいっそうの啓発活動を行い、洗剤機能の改良などを通じて、さらに実施率を高めていく方針だ。
2025年下半期にはFABRIC TOKYOとの新たな取り組みが予定されており、「すすぎ1回洗濯」の定着と「衣類のロングライフ化」のさらなる推進が期待されている。




洗濯の回数は毎日の習慣。だからこそ、1つの選択が未来を変える力を持っている。「すすぎ1回洗濯」を始め、地球にも衣類にも優しい暮らしを選んでみてはいかがだろうか。
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