「月30万円の仕送りはアリ・ナシ?」親からの過剰な支援で子どもの人生を豊かにする…?賛否の声が飛び交う【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

大学生の息子に月30万円の仕送りをしている佐藤さん。その額に驚いた同僚の山本さんは、「普通は7万円くらい、足りない分はアルバイトで稼げばいい」と反論する。だが、佐藤さんにはこの仕送りに込めた理由があった。
若いときに十分なお金を持っていた方が、貴重な体験や経験にお金を使えるからだ。アルバイトばかりでは学業が疎かになり、旅行や他の活動に使える余裕がなくなる。これを重視した佐藤さんの考えに、ホンダアオイ(@hondagobo)さんが描く漫画「大学生の息子に仕送り30万はアリか?」を通して賛否両論が巻き起こった。




ホンダさんは制作のきっかけについて、「元ネタは『Die with Zero』という本です。その中で『たいていの人は相続が遅すぎる』という章があり、もし遺産を若いときにもらっていたらもっと有意義に使えたという話が印象的でした。それをきっかけに、仕送りの問題を取り上げました」と語る。この漫画では、「仕送り30万は高すぎる」と反対の声を引き出し、逆にその考えを変えてみるとアリかもしれないという視点を提示しようとした。
反響としては、「若いうちに経験を積むためには有意義」「パチンコや風俗に使われては意味がない」といった賛否が交錯。ホンダさんは「批判的な意見が多かったが、親の金銭感覚で子どもに与える方法は変わるべきだとも感じた」とコメント。親の立場と子どもの立場での違いを描きながらも、お金の使い道について再考を促している。
ホンダさんはその他にも「1億円貯めてFIREを目指した男の人生」など、お金の使い方に関する漫画を手掛けており、読者に深く考えさせる内容が魅力だ。
取材協力:ホンダアオイ(@hondagobo)
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