品薄・価格高騰の今こそお米で感謝の気持ちを伝えよう！アコメヤが全国から厳選する「お米ギフト」とは？

お米ギフトが誕生したワケやお米高騰の影響などを聞いてみた

今回のインタビューでは、おすすめの商品やギフト以外に、お米ギフトを始めたきっかけや、現在世間を賑わせているお米高騰の影響などについても、担当者に話を聞いてみた。

――お米をギフトとして販売するアイデアはどのようにして生まれたのですか？

AKOMEYA TOKYOブランド立ち上げ時より、お米に限らず「贈り物」「ギフト提案」は日本の贈答文化のご提案として、コンセプトの一つにありました。日本の贈答文化は、古くから続く特別な習慣であり、感謝の気持ちや人間関係を深めるために重要な役割を果たしています。アコメヤの1号店である銀座店(現在は閉店)オープン時より、手軽にさまざまな品種のお米をお選びいただける、真空パックの食べきりサイズのお米や、品種の食べ比べを楽しめる「利き米セット」の販売をしておりました。

立ち上げ時に直面した困難としては、お米を真空パックに詰める作業が挙げられます。当時、店内で一つずつ精米したてのお米を手作業で真空パックにしていたため、手間がかかっており、とても大変でした。しかしながら、「精米仕立てのおいしい状態のお米を食べていただきたい、贈り物にしていただきたい」という想いから、工夫を重ねてきました。現在、真空パックに詰める作業はアウトソーシングしていますが、変わらず真空パックに梱包した食べきりサイズのお米の販売を続けています。

――最近お米の価格高騰が話題ですが、その影響はありますか？

アコメヤでは、農家さんと直接契約をし、年間単位でお米を仕入れています。そのため、米不足に伴う値上げは実施しておりませんので、新米発売時から値段は据え置きとなっております。

昨今、このような状況になったことで、あらためてお米に注目が集まっていると思います。高騰や米不足で手に入りづらくなっているお米を贈ることで「日々の暮らしを応援したい」という想いで、アコメヤでお米のギフトを購入されるお客様はとても増えています。2025年5月のお米ギフトの売り上げは前年比で259パーセント増(※)となっています。

※売り上げの集計期間は、2025年5月12日～5月21日および2024年5月13日～5月22日です。

――最後にお米ギフトについて、読者に伝えたい魅力などはありますか？

お米は古くから縁起物とされ、末広がりを意味する「八」を含む漢字が幸福や繁栄を象徴するとして親しまれています。そのため、お米は相手の健康や幸せを願って贈るのに、ぴったりなギフトです。お中元やお歳暮以外でも、結婚祝いや出産祝い、お誕生日や手土産など、さまざまなギフトシーンで喜んでいただける贈り物になっています。

アコメヤでは、全国から厳選した20品種以上のお米を手軽に試しやすく、ギフトにも相応しいように、新鮮なままお手元へお届けできる、食べきりサイズの「真空2合パック」にして販売しております。また、気持ちをお米に添えて贈る「メッセージ米」や、世界に一つだけのオリジナルギフト「名入れ米＆体重米」、高級感のある桐箱に入れたお米ギフトセットなど、さまざまな「お米の贈り物」をご提案しています。お米のギフトを通して、普段とは違う品種に触れ、産地ごとの個性や味わいの違いを楽しみながら、お米を選ぶ楽しさを再発見していただきたいと考えています。

お米は日々の生活に欠かせない食材であると同時に、古くから他者の健康や幸せ、繁栄などを願う縁起物でもあった。そんなお米のギフトとしてのあり方に長い間向き合ってきたアコメヤが提供する「お米ギフト」を、お米が手に入りにくい今だからこそ感謝の気持ちとして大切な人に贈ってみてはいかがだろうか。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※お米の品種、価格は変更になる場合があります。

文＝平岡大和