【福岡のうまかもん】安くて旨いが当たり前!地元で愛される昼定食5選

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揚げたての天ぷら、福岡名物の水炊き、長浜鮮魚市場に隣接する食堂の旨い魚など、ランチで食べることができる福岡の人気定食を厳選5軒紹介。豪快でコスパ十分なメニューに、ご飯が止まらない!!

天麩羅処ひらお 本店


福岡発祥の天ぷら専門店で、天ぷらをより気軽な日常食、また福岡人のソウルフード的存在へと高めた名物店「天麩羅処ひらお 本店」。

【写真を見る】天ぷらを福岡人のソウルフード的存在へと高めた名物店「天麩羅処ひらお 本店」


リーズナブルな価格ながら、天ぷら職人が目の前でネタを揚げ、客の食べ進め具合を見ながら1品ずつ出してくれる本格スタイルが人気を集め、系列店はどこも激混み。特に福岡市・東平尾の本店は、福岡空港も近いため観光客、外国人客の姿も多い。

1番人気の「あじわい定食」(770円)は、エビ、鶏モモ、白身、イカ、野菜3種類


メニューは、天ぷらの盛り合わせがメインの定食はもちろん、約20種類あるネタから単品での注文も可能。1番人気の「あじわい定食」(770円)は、エビや鶏モモ、白身、イカ、野菜3種類が付く。天ぷらは、天ツユやカレー塩、抹茶塩、ゴマ塩など、お好みの味で堪能しよう。

54席あるカウンターはオープン後すぐに満席になる


同店を語る上で欠かせないのが、卓上に置いてあるイカの塩辛。ユズの風味が豊かなオリジナルのイカの塩辛を楽しみにして来店する人も多く、天ぷらが来る前にまずは塩辛で白飯をかきこむ人の姿もよく目にする。特製塩辛やワサビ味噌は福岡みやげとしても喜ばれる。

福岡空港の滑走路が目の前で、店内から飛行機も見ることができる


本店をはじめ、早良店や久山店、貝塚店、原田店、大名店の6店舗を展開。“安くて旨い”、揚げたての天ぷらを味わいに行こう。

[天麩羅処ひらお 本店]福岡県福岡市博多区東平尾2-4-1 / 092-611-1666 / 10:30~21:30(LO21:00) / 年末年始休み

新三浦 天神店


水炊きならぬ“水だき”の専門店「新三浦」の2号店で、天神ビル内で開店以来57年間、地元民や観光客に博多の味を提供し続けている「新三浦 天神店」。

2号店でのみ提供する「水だき小鉢定食」(1950円)。鶏肉は、高等ネギをちらした自家製酢醤油をつけて食べる


同店の水炊きは、濃厚な白濁スープを表現するため、敢えて“水だき”と呼ぶ。白濁スープは、鶏ガラを10時間以上煮込み、旨味とコクだけを凝縮した濃厚かつあっさりとした味わいが特徴だ。

「親子丼」(870円)は、玉子は2個分の卵白と黄身1つを使い、ふわっと仕上げる


“水だき”は、「水だき小鉢定食」(1950円)や、1人前から注文できるコースメニューで昼から味わうことができる。まずは博多鴨頭ネギと塩を入れたスープで、シンプルに旨さを堪能するのがオススメ。続いて、身離れがよく、食感も柔らかな鶏肉を自家製ポン酢でさっぱりと味わい、雑炊かご飯にスープをかけて〆よう。

テーブル席に加え、座敷も用意。お一人様から家族連れ、団体利用まで幅広く対応


ランチタイムは、鶏ガラスープを使うことで、あっさりと仕上げた「親子丼」(870円)も人気。ダシが鶏肉やネギ、ご飯に染み込み、フワフワの玉子でとじた上品なひと品だ。ほとんどのメニューに、白濁スープが付くのもうれしい。

「天神よかまち地下商店街」内にある


鶏本来の旨味を存分に楽しもう。

[新三浦 天神店]福岡県福岡市中央区天神2-12-1 天神ビルB1 / 092-721-3272 / 11:15~15:00(LO14:30)、17:00~21:00(LO20:15) / 不定休

おきよ食堂


福岡市・長浜の鮮魚市場と隣接する市場会館内にある「おきよ食堂」。創業は1947(昭和22)年で、市場関係者の利用も多く、魚の旨さはプロのお墨付き。地元民や観光客、外国人など、鮮度抜群の“市場メシ”を求める客で連日にぎわう。

「タイのあら炊き定食」(800円、夜850円)は、甘めのタレがよく染みている


「海鮮丼」(1750円)をはじめ、ゴマブリや塩サバ、鯨テキなど、多彩な定食メニューが勢ぞろい。なかでも、アジ丸1匹の造りがメインの「あら炊き定食」(800円・夜850円)や「アジ刺身定食」(1000円・夜1100円)は、コスパのよさ、豪快なビジュアルに思わず笑みがこぼれる。

コスパよし!「アジ刺身定食」(1000円・夜1100円)は、アジ丸1匹の刺身がメインの定食


博多名物のゴマサバが旨い店としても知られる同店では「ゴマサバ定食」(700円・夜850円)も必食。脂がのったねっとりとした真サバと、九州醤油の甘さやゴマの香ばしさが合わさり絶品だ。ゴマサバはご飯にのせても、お茶漬けにしても食べてもよし。すべての定食は、ご飯がおかわり自由。

ゴマサバに使う玄界灘のサバは、身が張り、脂がのっている


福岡市・長浜の鮮魚市場と隣接する市場会館内にある


7時から営業しているので、朝から晩まで利用できる。日常使いはもちろん、福岡を訪れる人をもてなす場としても重宝する。

[おきよ食堂] 福岡県福岡市中央区長浜3-11-3 / 092-711-6303 / 7:00~14:00、18:00~22:00(LO21:30) / 第1・3日曜休み

一膳めし 青木堂


オシャレなカフェや飲食店、古着屋などが軒を連ねる大名・紺屋町通りに店を構える老舗の「一膳めし 青木堂」。1957(昭和32)年の創業当時から、素朴な料理をリーズナブルな価格で味わえる“福岡市民御用達の味”として長年親しまれてきた。

「豚の味噌炒め定食」(680円)は、甘めのソースや味噌でシンプルに味付け


定食メニューをはじめ、オムライスや焼き飯など、和・洋・中と多彩な料理を常時60~70種類もそろえる。定番人気の「豚の味噌炒め定食」(680円)は、甘めの味噌で炒めた豚肉が食欲をそそる。

ショーケースには、常時40~50種の日替わりのおかず(1皿120円~)が並ぶ


玉子のトロトロ加減と野菜のシャキシャキ食感がたまらない「目玉のせ野菜炒め定食」(680円)もぜひ食べたいメニュー。トンカツやサラダなど、ショーケースに並ぶ常時40~50種類の「日替わりのおかず」(1皿120円~)のなかから、自分で選んで取る昔ながらのスタイルも人気の秘密だ。

ノスタルジックな雰囲気の店内


店内には、自由に読むことができる漫画が多数あり、懐かしいフィギュアやポスターなど飾られ、昭和のレトロな空間が広がっている。

歴史を感じる赤提灯や暖簾が目印


多い時は1日200人以上が訪れることもある人気ぶり。ノスタルジックな雰囲気で、懐かしの味を堪能しよう。

[一膳めし 青木堂]福岡県福岡市中央区大名1-11-28 / 092-751-0144 / 8:30~20:30 / 日曜休み

わっぱ定食堂 警固店


“定食の百貨店”がコンセプトの「田中田グループ」の系列で、“福岡の定食ブームの火付け役”とも言える「わっぱ定食堂 警固店」。満腹必至のメニューの豊富さに加え、女性一人でも入りやすい気軽な雰囲気で、幅広い客層から人気を集めている。

「豚汁定食」(890円)は、里芋のトロトロ感がクセになるおいしさ


定食メニューは、定番の「わっぱ定食」(1580円)をはじめ、「焼魚定食」(990円)や「エビフライ&チキン南蛮定食」(1130円)など、約30種類を用意。

取り放題の漬け物は常時6品。ふりかけなどもある


「肉吸い定食」(980円)は、カツオやイリコをベースのダシに、豚バラ肉がたっぷりと入った“肉吸い”がメイン。素材の旨味が汁に染み出て、ご飯のおかずにぴったりだ。

スタッフとの会話を楽しみに訪れる常連も多い。1人でも気軽に利用できるカウンターがメイン


おかわり自由のご飯は、肉吸いの残ったダシをかけても、専用の醤油を使って卵かけご飯にしても美味。一膳でさまざまなバリエーションが楽しめる。

天神方面から、けやき通りのセブンイレブンを左折する


豊富なラインナップがそろうので、その日の気分に合った定食がきっと見つかるはず。ガッツリとご飯を食べたい時は、同店に足を運ぼう。

[わっぱ定食堂 警固店]福岡県福岡市中央区警固2-10-12 / 092-781-3708 / 11:30~22:30(LO22:00) / 火曜休み

【九州ウォーカー編集部】

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