【千葉】継承された2つの血脈！ 豚骨醤油のサラブレッド「二九八家 いわせ｣

2017年3月22日に本八幡にオープンした｢二九八家(ふくわうち) いわせ｣。ラーメンショップが一時代を終え、新たな味とともに新装開店した。2代目店主は名店｢麺屋武蔵｣の本店、武骨(ぶこつ)などを渡り歩いた実力派だ。持ち味ともいえる魚介系をほとんど使わず、初代の味である豚骨主体で勝負する。丼を盛り立てる武蔵流の角煮は鉄板のおいしさだ。

2代目に受け継がれた背油豚骨

【おすすめの一杯】｢二九八家ら～麺｣(1,000円)は、豚骨100％で取ったスープに、キレのある醤油ダレを合わせた王道の豚骨醤油。モチッとした平打ち麺を、仕上げに振る背油をまとわせながら食べれば至福の瞬間が訪れる。また、全メニューに入る角煮は、ショウガなどで肉の臭みを消し、ラーメン用のスープに豚骨などと一緒に3時間煮込んだものだ。

【ラーメンデータ】

〈麺〉中太/平打/縮れ カネジン食品(150g）〈スープ〉タレ：醤油/仕上油：背油/種類：豚骨

【二九八家 いわせ】 ■住所：千葉県市川市大和田3-23-11 ■電話：047-376-2981 ■時間：9：00～19：00、土曜・日曜・祝日～22：00(各LO） ■休み：月曜(祝日の場合翌日） ■席数：14席(カウンターのみ）※禁煙 ■駐車場：8台(無料） ■交通アクセス：JR、都営地下鉄本八幡駅南口より徒歩15分

【取材・文＝中村大輔】

横浜ウォーカー編集部