荷物が重そうだったので席を譲ったら!?「私ってそんなにおばあさんに見えるの？」大きな声で反応されていたたまれなくなった【作者に聞く】
東京ウォーカー（全国版）
相植おかき(＠aiu_e030)さんは、『ちょっとしたトラブルエピソード』『田舎あるある』など、日常のちょっと気になった出来事を描く。今回は学生時代に体験した『バスで席を譲って大後悔した出来事』を紹介する。席を譲っただけなのに、とても悲しい思いをしたことが今も心に残っているそうだ。
大きな荷物を抱えたご夫婦がバスに乗ってきた
相植おかきさんがエッセイ漫画を描き始めたのは、「中学時代に読んだ井上純一さんの『中国嫁日記』がきっかけ」だとか。「それ以来、私も日記感覚でエッセイ漫画を描くようになりました。現在は、iPadを手に入れたことを機に、ブログを立ち上げて漫画をネット上で公開しています」エピソードは、「普段からメモを取るようにしていて、そのメモの中から、その日のコンディションに合わせて描けそうなものを決めています」と話す。今回紹介するのは、バスでの出来事。
バスに乗っていたときのこと。たくさんの荷物を持ったご夫婦が乗車してきた。おかきさんは荷物が重そうだったので「よかったら座ってください！」と、席を譲った。すると、相手の奥様が「ええ～！私ってそんなにおばあさんに見えるの!?」と、反応。「荷物が重そうだったから譲った」と説明したかったが、「ショック～！」と、あまりに大きな声で反応するので、おかきさんは言葉を失った。
その後、旦那さんが「おい」とたしなめ、席に座る。しかし、「おばあさんみたいだから…」「おばあさんだし…」と、旦那さんに話している声が終始聞こえてきて、おかきさんはとてもいたたまれなくなったそうだ。「当時は学生だったので乗客には同級生もたくさん乗っていたんです。周囲の視線も気になって、とても悲しくなりました。人それぞれの事情はあるし、お断りすることはもちろんあるとは思うけど、もっと優しく言ってくれるとうれしかったです」と、当時を振り返る。
本作には、「断るにしても人生の先輩として、もっと言い方の気を遣ってほしい」「席は何度か譲ってますが、こんな嫌な態度は取られたことはないです」などのコメントが届いた。
取材協力：相植おかき(＠aiu_e030)
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