これが21世紀の「It's a Sony」!?ソニーが贈る次世代型リモコンの魅力とは
東京ウォーカー(全国版)

――その本体を、特徴的な縦置きにしたのはなぜですか。
石津「縦置きにしたのは『飾れるリモコン』と言われるくらい、置いていて心地良いものにしたかったからです。私自身は機能性だけでなく、所有する喜びを感じるようなちょっと変わった形やデザインに興味があって、こういうのを好きで買ってくれる方もいたりするので。自分がカスタマイズしたリモコンを飾るのも、ひとつの楽しみだと思っています」。
八木「実際ユーザーの方から『この立つのがいい』と言われることが多いんです。いくつものリモコンを机の上に好んで置きたがる方はそう多くないと思いますが、逆にこれが机の上にあるとむしろ優越感に浸れる方もいるみたいで。それに、これが家に置いてあると知り合いが来た時に話題になるらしいですね。『なにこれ、こんなのがリモコンになるの?』と言われるみたいです(笑)。
ほかにも、飾りとして立てながら好きな絵をボタンとして表示することもできるので、ユーザーの中には自分の好きなキャラクターやペットの絵を入れる方もいるみたいです。私たちも“時計を表示させたい”と思っているんですけど、実現はまだできていないので、これは今後の課題ですね」。

――このリモコンはカスタマイズ性の高さが魅力の1つですが、逆にそれが初心者の方にはハードルが高くはないですか?
八木「確かにカスタマイズについてはハードルが高いというコメントもありました。そもそもリモコンをカスタマイズしたことがある人が世の中にいないんですよ。だからどんな風にカスタマイズすればよいかがわからない。
でも、普段どんなボタンが使われているかはユーザーの方もわかっているので、それを元におすすめを作って提供すればいいという話になったんです。そこで、少し前から『おすすめリモコン機能』というのをソフトウェアアップデートにより追加していて、ボタンを押せば自動的にリモコンができるような仕組みを作っています」。
――今後もアップデートはしていく予定ですか。
八木「もちろんです。対応機器を増やすことや、お客様からの要望に対するアップデートが中心になるかと思いますが、ソフトウェアで改善できるものはしていきたいです」。

――最後に本製品のおすすめポイントをお願いします。
八木「テレビやカメラ本体などと違って、(付属品である)リモコンを選んで買っている方は少なかったと思います。でも、自動化で手軽にリモコンをカスタマイズできるようになった今、『リモコンも選べるんだよ』ということを知ってもらい、ぜひ手に取ってもらって選択肢の1つとして考えていただければと思います」。
石津「この製品は“新しいアナログ”だと思っています。昔からあるリモコンにデジタル要素を加えたことで、道具を取って操作する喜びと、自分の思い通りに部屋を操作する面白みがあるかなと。それをぜひ、感じてください」。
永田正雄
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