退社直前の会議通知「今日は早く帰る」と誓った日に限って…仕事どころじゃない「到着予定日」のリアルな葛藤と残酷な結末【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
社会生活を送っていると、誰の身にも起こりうる「地味だけれど、精神的ダメージの大きい瞬間」がある。そんな哀愁漂う日常を独特のタッチで切り取り、多くの共感を集めているのが漫画家の青木ぼんろ(@aobonro)さんだ。
「わかりすぎて辛い」「自分のことかと思った」と反響を呼んでいる漫画『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』。今回はその中から、現代人の天敵ともいえる「宅配便の不在票」をめぐる、汗と涙の実体験エピソードを紹介したい。
今日こそは定時で上がろうと心に決めていいたのに
楽しみにしていた荷物が届く日。今日こそは定時で上がろうと心に決めていても、サラリーマンの現実は非情だ。青木さんの場合も、そんな日に限って退社直前に急ぎの会議が差し込まれてしまったという。
業務を終え、駅からは一刻を争う全速力で自宅へ。あと少しで配達時間に間に合うかもしれない――。そんな一縷の望みをかけて駆け抜けたが、ポストを確認した青木さんの目に飛び込んできたのは、無情にも「ご不在連絡票」の一枚紙だった。
当時の状況について青木さんは「喉から聞いたことのない息の音が出るくらい本気で走ったんです」と振り返る。あれだけのエネルギーを使って激走した結果、手元に残ったのは荷物ではなく不在票のみ。その徒労感たるや、筆舌に尽くしがたい。「虚無だけが残る」という言葉に、同じ経験を持つ多くの読者が深く頷くはずだ。
休日の予定は「荷物待ち」?通販時代の新たな悩み
ネットショッピングがインフラとして定着した今、荷物の受け取りは生活の大きなタスクとなっている。青木さんもまた、配送スケジュールに振り回される現代人の一人だ。「休日の予定を聞かれて『宅配便を待っている』と答えるくらいには根深い問題」と語るように、荷物を待つために行動が制限されてしまうことへのジレンマは想像以上に大きい。
再配達を依頼することへのドライバーさんへの申し訳なさや、いつ届くか分からない荷物を気にして仕事中にソワソワしてしまうストレス。便利な世の中になった反面、こうした精神的な負担が増えているのも事実だろう。
「置き配」は働く大人を救う最強のツール
そんな配送ストレスから青木さんを解放したのが「置き配サービス」だった。「確実に荷物を受け取る方法」として活用し始めてからは、劇的に生活が楽になったという。
「再配達の罪悪感や、時間を気にするストレスが一気になくなりました」と青木さんはそのメリットを強調する。対面で受け取る必要がないという安心感は、不規則なスケジュールで働く人々にとって、まさに救世主と言えるシステムなのかもしれない。
些細なことのようでいて、実は毎日の幸福度を左右する出来事の数々。青木さんの作品は、そうした“人生に影響しないはずなのに、妙にしんどい瞬間”をすくい上げてくれる。読めば心のモヤモヤが少し晴れるようなサラリーマンの悲喜こもごもは、今後も連載で描かれていく予定だ。
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