「ゴミ屋敷」に訪問して見たものは?「安心する」住人にとってゴミではなくて…!?重版された話題作【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
ベランダや庭、公道にまで積み上げられたゴミ――近隣で「ゴミ屋敷」と呼ばれる家の前にたたずむ少年がいた。彼はゲームやアニメよりも家が好きで、気になったお宅を訪問し「お家、見せてもらっていいですか?」と交渉する。おばあちゃんに中に入れてもらうと、家の中もモノに溢れていてーー!?家を通して見えてくる人間模様を描いた漫画家・佐久間薫(
@sasakumako
)さんの「お家、見せてもらっていいですか?」は、発売以降「素敵な話」「家の間取りも楽しい」と重版となり、Xでも多くの反響を集めている。
家の造形と人間ドラマが楽しめる!
「家」をテーマにした本作「お家、見せてもらっていいですか?」は、家そのものと、家を通して見えてくる人間模様の両方を楽しめる作品だ。
作中に描かれている家について、作者の佐久間薫さんは「私が実際に散歩していて気になった建物がベースになっています」と明かす。家を見ながら「中はどうなっているんだろう、住んでいる人はどんな人だろう…」と想像するものの、現実ではなかなか訪問して見せてもらうことはできない。そこで、佐久間さんは「漫画で擬似体験できたら楽しいだろうな〜」と思い、家を題材にすることにしたという。さらに、「家を訪問すると住人たちとも接触するからドラマも生まれやすい。そこもポイントでした」と教えてくれた。
愛すべきキャラクターの道生くんが生まれたきっかけについては、「もじもじしてると話が進まないので、好きなことにはずんずん進んでいくキャラにしました。あとは私の憧れも入ってるかも…。何かに夢中になっている人は魅力的なので!」と語る佐久間さん。
各話の最後に見ることができる間取り図も「楽しい」と読者から好評の同作。このアイデアは担当編集者によるものだという。佐久間さんは「これがあるのとないのでは満足度が違ってくる。しかし、監修の松谷さんにご協力いただきましたが、描くのが大変でした…」と苦労もあったようだ。
最後に、佐久間さんは「家の造形と人間ドラマを楽しめる内容になっています。大変苦労しましたが、その甲斐あって重版も決まりました。多くの方に読んでいただきたいです!」と読者へメッセージを残してくれた。SNSでも多くのいいねを集めた話題の本作を、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:佐久間薫(@sasakumako)
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