【ゾッとする嫌な家】「お化けが出るから配達しません」は通用しない?霊感持ちの郵便局員が体験した、ブラックすぎる心霊業務【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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「嫌な家」とは?送達ねこ(@jinjanosandou)

郵便配達員たちは毎日、町の隅々まで郵便物を配達して回っている。それが仕事なので、郵便物がある限り「あの配達先には行きたくない」とはなかなか言えない。しかし配達をしていると、まれに「嫌な感じ」のする住宅に遭遇することがあるという。遠くから見ただけでも背筋がゾッとし、近づけば震えだけでなく頭痛もひどくなる…そんな物件が!!これは霊感のある郵便配達員が実際に経験した、かなり怖い物件の話である。

嫌な家_P02送達ねこ(@jinjanosandou)

嫌な家_P03送達ねこ(@jinjanosandou)

嫌な家_P04送達ねこ(@jinjanosandou)

え?何が…?送達ねこ(@jinjanosandou)


近づくだけで鳥肌が立つ「2階の奥」


その2階建ての古いアパートは、階段の下にいるだけで鳥肌が立つほどだったという。調べてみたが、有名な事故物件サイトにも載っていない。2階の一番奥の部屋から漂ってくるまがまがしい気配を感じながら、ほかの住戸への配達をこなしていた。その問題の部屋には人が住んでいる気配はなかったため、「配達がなきゃ近づかないしいっか!」と油断もしていたという。

そんな彼に、その部屋まで行かねばならない事情ができてしまった。それはコロナ禍に政府が行った「ガーゼ製布マスクの全戸配達」である。まさかこんな形で彼のもとに厄災が降りかかってくるとは…!

問題の部屋の窓にはカーテンもなく、これまで郵便物も届かなかったことから人は住んでいないと思われる。しかし、郵便局の原簿上は「人が住んでいる」ことになっていたので、全戸配布のルール上、配達に行かざるを得ない…。

泣いても駄々をこねても避けられない現実を前に、彼は意を決して配達に向かった。そして彼は今でも目に焼き付いて離れない、おぞましい光景を目にするのだった!

霊感配達員の「回避術」と仕事の板挟み


郵便局員が実際に経験した怖い話を漫画化したのは、現役の郵便局員である送達ねこさん(@jinjanosandou)。本作『嫌な家』のエピソードについて著者に話を聞くと、これはM支店に勤務する同僚・Yさんが実際に遭遇した事案だという。

「Yくんはいわゆる『霊感』がある人です。Yくんのような人は日々、私たちにはわからないような苦労があるんだろうなと思いますが、結果的に危険なところを回避できるのではないかと思います。大抵の人はわからないでそのまま住んでしまうと思うんですよね…」と、送達ねこさんは語る。

しかし、いくら危険を察知して回避したくても、仕事であれば行かざるを得ないのが配達員のつらいところだ。これには読者からも、「命より仕事を優先するのが日本人って感じ」といった、同情と驚きの感想が寄せられたそうだ。

『郵便屋が集めた奇談』は、読者から「こういう不思議で怖い話って好き」「けっこう背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい…!」と好評だ。日本のどこかの町でひっそりと起こっている“怪異”をのぞき見してみよう。

取材協力:送達ねこ(@jinjanosandou)

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