漫画→ドラマ化「なぜ原作改変は止まらない?」実写化の裏にある「大人の事情」を全暴露!知名度重視の原作起用が生む改変のメカニズム【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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漫画がドラマや映画、アニメになる際、必ずと言っていいほど話題になる「原作改変」。ファンが抱く「なぜそのまま作れないのか?」という純粋な疑問に対し、TV・映画・ドラマ制作の最前線を渡り歩いてきた、のりば(@MangaNoriba)さんが描いた実体験漫画が大きな波紋を呼んでいる。

X(旧Twitter)で7.7万いいねを記録した『なぜ“原作改変”は起こるのかの話』。そこには、視聴率、芸能事務所の思惑、そして制作陣が信じて疑わない「リアリティ」という名の調整が渦巻く、あまりにリアルな現場の実態があった。

「主演決定が第一条件」。キャスティングと事務所の都合で歪む設定

【漫画】「なぜ〝原作改変〟は起こるのか」を読む画像提供:のりば(@MangaNoriba)

なぜ〝原作改変〟は起こるのかの話02画像提供:のりば(@MangaNoriba)

なぜ〝原作改変〟は起こるのかの話03画像提供:のりば(@MangaNoriba)


のりばさんが目の当たりにした脚本会議の現場では、まず「主演俳優」の決定がすべてに優先される。監督にキャスティングの決定権があることは稀で、大手芸能事務所のパワーバランスによって配役が決まることも少なくない。

「原作にはいないキャラクター」が登場したり、キャラクターの性別が変更されたりするのは、事務所のバーター(抱き合わせ出演)調整などの大人の事情が絡んでいる。スタッフはオリジナル作品を熱望していても、知名度と視聴率のために「原作もの」が選ばれ、その枠組みの中に無理やり配役を当てはめていく構造が出来上がっているのだ。

「リアリティを持たせるため」という免罪符が生むズレ


さらに根深いのが、ドラマとしての整合性を求めるあまりの「改変」だ。脚本会議では、漫画特有の非現実的な設定に対し、「視聴者が違和感を持ったら見てくれない」という理由でメスが入る。

「実家が貧乏なのに四年生大学に通っているのはおかしい、短大に変更しよう」「この言動は現実的ではないから変えよう」

制作サイドは、これらを「作品を良くするための良心的な調整」だと信じている。しかし、その過程で原作が持つ独自の魅力や、著者が設定に込めた意図が削ぎ落とされ、結果としてファンが望まない「別物」へと変貌を遂げていく。


取材協力:のりば(@MangaNoriba)
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