「鼻整形4万9800円→今日なら安くできる」は罠?巧みな話術で100万円を搾取され、ピノキオ鼻にされた絶望【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで1_01』画像提供:うみの韻花(@umino_otoka)

配信中に「鼻つぶれてない?」とコメントされたことで整形を決意した主人公。4万9800円の広告を見てクリニックを訪れると、それは糸1本あたりの価格で、理想の形にするなら40万円かかると言われた――。自身の体験を描いた『14歳で整形した私 「ブス」の呪いから解けて自分を好きになる日まで』で知られる、うみの韻花さんの新連載『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで』。本作の裏側について著者に話を聞いた。

『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで1_02』画像提供:うみの韻花(@umino_otoka)

『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで1_03』画像提供:うみの韻花(@umino_otoka)

『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで1_04』画像提供:うみの韻花(@umino_otoka)

『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで1_05』画像提供:うみの韻花(@umino_otoka)


4万9800円の広告から始まった整形は20万円かけて失敗に終わり、さらに100万円かけて修正したものの、鼻はピノキオのように不自然になってしまう。

本作を描いたきっかけは、Xで整形情報を発信するかわうぽさんの投稿だ。「整形を失敗したクリニックで、同じ執刀医の被害に遭ったフォロワーと情報交換をしていたところ、裏切られてしまった」という内容だった。同じ苦しみを持つ人から裏切られる事実に衝撃を受けたうみのさんは、直接DMを送り漫画化を打診したという。

「このくらいなら出せる」と広告を見てクリニックを訪れる人は多い。しかし業界に詳しいうみのさんは、「残念ながら広告の価格は最もシンプルな施術の最低料金」と指摘する。カウンセリングで「効果が長持ちする方法がある」「腫れを抑えるオプションを」と高額なアップセルをすすめられ、気づけば最初の価格から数倍に膨れ上がっている事例をよく耳にするという。

そのため、「カウンセリングには『話を聞くだけ』という気軽な気持ちで行くべき。その日に契約せず、一度持ち帰って冷静に考えることをおすすめする」とアドバイスする。「今日ならすぐにできる」と割引を提示する手口には要注意だ。

制作にあたっては、「最後には主人公に救いがある終わり方になるように描いている」と語る。顔だけの漫画にならないよう構図を工夫し、ブログ連載では読者の反応を見ながらいろいろと試行錯誤を重ねている。また、目はキャラクターの本心を映し出すと考え、見せ場のシーンでは一番力を入れて描いているという。


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