移動販売の大人気ハンバーガー店がついに店舗をオープン!京都バーガーグランプリ優勝店「ブループラネット」

関西ウォーカー

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行列のできる移動販売車が満を持して固定店をオープン!


プロサッカーチーム「京都サンガF.C.」が、「西日本ハンバーガー協会」とタッグを組み、毎年開催している「京都バーガーグランプリ」。西京極スタジアムを舞台に、全国から選りすぐりのご当地バーガー、グルメバーガーが集結するイベントで、ハンバーガーブロガーや京都サンガF.C.のコーチ陣など特別審査員の投票でナンバーワンを決定する。

入り口には「京都バーガーグランプリ」の賞状も飾られる


2016年、彗星のように現れた初出店のフードトラックが、いきなり優勝を獲得し、話題となった。その移動販売車の名前は「レッドプラネット」。そして2017年、満を持して固定店舗「ブループラネット」を京都・六地蔵にオープン! 

店主の荒木正泰さん。高校時代から歩むハンバーガー道は27年! 


店主の荒木正泰さんは、優勝したときのことを昨日のことのように覚えている。「初出店で、まさか自分の店が優勝するとは思わなかったです。名前を呼ばれたとき、夢のようでした!」。

JR六地蔵駅から徒歩3分という好立地!


荒木さんがハンバーガーを仕事として係わり始めたのは、27年前、高校1年生の頃までさかのぼる。ハンバーガーの某最大手ファーストフード店にて、アルバイトとして採用されたのだ。アルバイトが縁で、大学の卒業と同時に就職。店長を10年間勤め上げた。

黒でまとめたシックな店内は2階席もある


「あの頃は、お客様にハンバーガーを1個何秒で提供できるのか、そればかり考えていましたね。そんな日々の中、パンも肉も具も、すべて自分で作りたいという思いが沸いて来たんです」。お客さんに早く提供することよりも、自分で作ったものを届けたいと思うようになった荒木さんは、2014年12月に退社し、ハンバーガーの移動販売車を購入した。店舗でなくキッチンカーにした理由は、とっつきやすかったことと、店を一度構えてしまうと変更ができなくなってしまうから。屋号は「レッドプラネット」。「火星」という意味だが、荒木さんは「意味はなくて、響きがかっこよかったからなんです」と笑う。

広々とした2階席にはソファーなどもそろう


車の色も店名に合わせてワインレッドにし、各地を移動してハンバーガーを販売する日々。ハンバーガーはオール手作りを目指したが、これが大変だった。バンズの配合、肉の部位など、試行錯誤をしながら少しずつ完成に近づけていく。開業して一年目はお客さんがつかず、会社員時代のほうが儲かっていた。元の会社員に気にかけてもらい、そこでアルバイトをしながらなんとか食いつなぐ日々。そんな中、移動販売で知り合った人から「京都バーガーグランプリ」が開催されることを聞き、出店を申し込んだことから運命が変わった。

京都バーガーグランプリで優勝した、プラネットダブル¥800


優勝後、移動販売車「レッドプラネット」には長蛇の行列ができるようになった。「すべて自分で作り上げたハンバーガーが認められたことが、一番うれしかったですね」と荒木さん。その優勝したハンバーガーが、一番人気のプラネットダブル(800円)だ。

グラハム粉から作られるバンズはしっかりした食感


バンズは粉から店で手作りし、小麦を粉にする前の状態であるグラハム粉を使うことで、甘めで小麦の香りや歯ごたえが強く残るようにした。毎朝その日の販売予定数ずつ、お店でバンズを作っている。「予測数を大幅に超えてしまうとハンバーガーが売り切れてしまうこともたまにあります。平日はおそらく大丈夫なのですが、夕方以降に遠方からお越しの方はお電話でご確認ください」と荒木さん。

和牛とオージービーフのハイブリッド!


パティもブロック肉からお店で手作り。和牛とオージービーフのハイブリッド100%で、つなぎなしでプレスするアメリカンスタイルだ。パティは1枚60グラムと小ぶりだが、これは子供でも食べきれるようにしたため。

超粗挽きでのつなぎなしでプレスするアメリカンスタイル


プラネットダブルは最初から2枚のパティがサンドされているので、肉のうま味を存分に味わうことができる。

地元の野菜店で購入する新鮮な野菜で色鮮やかに!


野菜はトマト、レタス、紫キャベツにパプリカで色鮮やかに。ほか、オニオンはソテーして甘味たっぷりのものを入れている。ピクルスも自家製だ。ケチャップとマヨネーズをお店でブレンドしたオリジナルのオーロラソースで味をまとめ、全体的に甘めに仕上げているのがポイント。

担当編集で西日本ハンバーガー協会の薮も太鼓判のうまさ。「わざわざ食べに行く価値大アリ!」


担当編集で、西日本ハンバーガー協会の薮が実食! 「ハンバーガーを口に入れたときに感じる和牛の甘さと、鼻を抜けていく和牛の香りが快感です! オニオンにオーロラソース、トマトも加え、甘味たっぷりのハンバーガーは絶品ですね」。

店名にちなんだ地球儀も!


移動販売車を手放し、2017年4月、荒木さんの実家も近い京都・六地蔵に初の店舗をオープン。屋号は「レッドプラネット」改め、「ブループラネット」とした。火星(レッドプラネット)から地球(ブループラネット)に戻ってきた食堂をイメージしているとか。「移動販売の時は各地を転々としていたので、新しい場所に行くたびに新たなお客様との出会いがあるのですが、固定の店舗は常に再来店してもらわないといけないと思います。移動しない分、体は楽になりましたが、お客様との係わりをより大切に感じます」。

自家製のドリンクは店内で仕込みも行われる


移動販売車のときにはなかったオリジナルドリンクも開発し、ハンバーガーと共に楽しめるようにした。トイレの中には趣味で作っているテラリウムも設置し、癒しの空間を作った。

ハニーレモンソーダ¥450(手前)などオリジナルドリンクが豊富にそろう


「地元にハンバーガー店ができてうれしい、という声を聞くとこちらもうれしくなります」と荒木さん。移動販売で培った経験を元に、これからは地元に店を構え、ハイクオリティなハンバーガーを提供していく。火星から六地蔵に腰を据えた名店のハンバーガーは、わざわざ食べに行く価値大なのだ。

 

世界初のご当地バーガーアイドル「ハンバーガールZ」が、「ブループラネット」を訪問!


「ハンバーガールZ」のWたまねぎが「ブループラネット」を訪問!


ハンバーガーから生まれた妖精・ハンバーガールZのWたまねぎ担当のりおにゃんとみーたんが、「ブループラネット」へ。


注文カウンターにはかわいいバーガー雑貨がいっぱい!


一階のカウンターは絵になるので注目!


店主の荒木さんオススメの「プラネットダブル」で!


「私は宇治抹茶ソーダ! これもお店のオリジナル!」


「私はサンセットオレンジ。ハンバーガーにも合うー!」


「ハンバーガー界のパフュームとは私たちのこと!」


「顔くらい大きなハンバーガー! 早く食べたい!」


「ひと口めからおいしーい!」


りおにゃん「新鮮でシャキシャキな野菜と、ジューシーなパティがすごくマッチしていて、ボリューミーなのにぺろりと食べられました♪ パティの枚数が選べるので女性や子どもでも食べ切れるのがうれしいですね。めちゃくちゃ美味しかったでーす!」

「ハンバーガーめちゃうまー!」


みーたん「店主の荒木さん手作りのバンズがとてもおいしかったです! 野菜がシャキシャキするほど新鮮で甘く、パティも肉々しく、ベーコンも含めてめちゃくちゃジューシー。ボリュームたっぷりなのにあっという間に完食です☆ ドリンクもとても豊富なので、ゆっくり楽しめます!」

「ブループラネット」さん、取材のご協力ありがとうございました!


京都●六地蔵「ブループラネット」/創業 2017年4月30日/電話 0774・26・9869/住所 京都府宇治市六地蔵町並40-23/営業時間 11:00~19:00(LO)/定休日 月曜、第一土曜/駐車場 なし※店舗向かい側に113台(ジーエスパークJR六地蔵北口駐車場提携。2500円以上の飲食で30分無料券進呈/アクセス JR六地蔵駅から徒歩3分

【SHOP DATA】席数31席(テーブル27席、カウンター4席)/ハンバーガー メキシカンダブル¥770など9種/マンスリーバーガー なし※ココアやクラムチャウダーなど季節限定ドリンクはあり/トッピング 1種※パティの枚数を増加可/ドリンク グレナデンソーダ¥450など28種/たばこ 禁煙

猫田あん

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