特別公開講座・横浜学「横浜の中華街」が開催!

横浜ウォーカー

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関東学院大学×横浜ウォーカーのコラボイベントとして開催されている特別公開講座「横浜学」。2018年2月11日(祝)、第29回となる講義が開催された。テーマは「横浜の中華街」。

横浜市民の心に根ざした「中華街」というテーマに、受講者たちの興味は尽きない様子。会場はほぼ満席となった


初めに横浜開港資料館 主任調査研究員 人文科学博士、伊藤泉美先生が登壇。横浜中華街の成り立ちについて、「中華街はなぜ横浜にあるのか?」「中華街はなぜ斜めなのか?」という2つの疑問を軸に解説してくれた。伊藤先生は1つ目の疑問について、「開港後の横浜において、中国人には2つの役割があった」と説明。欧米人との貿易における“仲介者”としての役割と、外国人居留地の生活を支える“サービスの提供者”としての役割を担い、この地に移り住んで後の中華街を形成していったという。

続いて登壇したのは横浜山手中華学校の元教諭であり学習塾「寺子屋」の主宰、符 順和(ふ じゅんわ)先生。中国の政治家・革命家である孫文の生涯と中華街との関係について説明してくれた。1895(明治28)年、日本に亡命した孫文は今の中華街の地を拠点に華僑たちの支援を受け、革命活動を続けていたという。

最後は「重慶飯店」「ローズホテル横浜」を経営する一方、横浜中華街発展会協同組合の理事長を務める李 宏道(り ひろみち)先生が登壇。李先生は横浜中華街で現在行われているさまざまな施策と、未来への取り組みについて紹介。「安心・安全・快適」の中華街を目指し、ホームページやSNSによる告知の強化や外貨両替機の設置など、さらに整備は進んでいると話した。

横浜中華街の成り立ちに始まり、過去と現在そして未来へと思いを馳せた今回の講義。横浜が誇る「中華街」の魅力をあらためて認識する内容になった。

次回は「横浜と防災」をテーマに18年4月中旬に開催予定だ。

【横浜ウォーカー】

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