芦田愛菜、IQ180の天才少女役で念願のミステリーの世界へ!「憧れのセリフを言えて幸せだった」
東京ウォーカー(全国版)
映画『はたらく細胞』や『俺ではない炎上』、ドラマ『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』や『片想い』など話題作への出演が続く芦田愛菜さん。
ミステリー読みのナンバーワンを競う生放送の推理クイズショー『ミステリー・アリーナ』で繰り広げられる天才たちの華麗なる頭脳戦を描いた本作で、予選1位通過でクイズ番組の解答者に選ばれたIQ180の天才少女・一子を演じている。
インタビューでは、撮影秘話や演じた役柄について、主演を務めた唐沢寿明さんとお芝居をした感想、さらに今後挑戦してみたいことなどを語ってくれた。
バランサーの役割を担う一子という役柄「その場の空気に飲み込まれすぎないような冷静さを保ったお芝居を意識しました」
――本作の原作はミステリー作家・深水黎一郎さんの小説ですが、最初に読まれたときはどんなことを感じましたか?
【芦田愛菜】問題の書かれた本(バイブル)を、推理クイズショー『ミステリー・アリーナ』の司会者である樺山が読み上げていく場面がとても印象に残ったので、それをどうやって映像化するんだろうと思いました。そのあといただいた脚本を読んだら、“文字だからこそできるトリック”だと感じていた部分が原作とは違った角度で楽しめる描写になっていたので、すごくワクワクしたのを覚えています。
――解答者が推理する際に、樺山が読み上げた問題を解答者の視点で映像化される機器が登場しますが、その機器を使うことでそれぞれ違う解釈をしていたのがわかっておもしろかったです。
【芦田愛菜】それぞれの視点の映像を観ると、文章は読み手によって解釈が変わるということをあらためて実感できますし、とてもおもしろいシーンだなと私自身も感じました。
――IQ180の天才少女・一子というキャラクターをどのように捉えて演じられましたか。
【芦田愛菜】すごく正義感が強くて、どんな出来事にも果敢に挑戦していく姿がかっこいいなと、原作や台本を読んでまず感じました。そのうえ思ったことを実現する能力も兼ね備えていますし、芯のある子なので、そんな一子をしっかりと表現できるように意識しながら演じていました。
――一子を演じるうえで一番大事にしたポイントはどんなところでしたか。
【芦田愛菜】どちらかというと、一子はクイズ番組の視聴者と、唐沢寿明さん演じる樺山を含めた『ミステリー・アリーナ』自体をつなぐバランサーの役割を担っていると感じたので、できるだけその場の空気に飲み込まれすぎないような冷静さを保ったお芝居を心がけていました。
――確かに番組視聴者の目線で観ると、一子が一番共感できますし、応援したくなるキャラクターでした。
【芦田愛菜】一子のリアクションがなるべく視聴者の方と同じになるように、“新鮮なお芝居”も意識していました。というのも、現場では同じシーンを段取りやテスト、本番と何度か繰り返すのですが、お芝居を重ねるうちにどうしても慣れてきてしまうんです。ですが一子は視聴者と番組をつなぐバランサーという立ち位置なので、最初に感じた気持ちやリアクションがすごく大事になってくるはずだと、そんな風に思って、いかに新鮮さを保ちながら演じられるかを考えながら挑んでいました。
現場のセットがまるでトリックアートのよう「“堤監督の頭の中は一体どうなっているんだろう?”と思いました」
――堤幸彦監督の演出などで印象に残ったことがあればお聞かせください。
【芦田愛菜】監督は現場でアイデアを思いつくと、その場でセリフを追加されることもけっこうあったのですが、その度にシーンがどんどんおもしろくなっていくのがすごいなと思いました。監督が手がけた『TRICK』シリーズやほかの作品も好きでよく拝見していたので、摩訶不思議で独特な堤幸彦ワールドができあがっていく過程を間近で見ることができて楽しかったです。
――撮影方法などで驚いたことはありましたか?
【芦田愛菜】現場で撮ったものをその場で編集していくというやり方に驚きました。樺山が見えづらい位置に解答席があったので、撮影中は唐沢さんがどんな表情をされているのかわからない部分もあったのですが、カメラが回っていないときに、監督が簡易的に編集した映像を見せてくださったので、“こんなダークユーモアたっぷりな表情をされていたんだな”と確認することができました。それはとてもありがたかったです。
――解答者の皆さんが解答席で推理をするシーンはどれも緊張感があってスリル満点でした。
【芦田愛菜】解答席は教卓のように少し高さのある位置にあったので、撮影スタジオ全体を見渡すことができたのですが、そこに一人で座って推理をするというのはとても緊張感がありました。その緊張感は一子の心情とリンクしていたので、セット自体がお芝居にいい影響を与えてくれたのではないかなと思います。
――解答済みの解答者が入る部屋も独特な世界観になっていて印象的でした。
【芦田愛菜】あの部屋は「解答済みブース」と呼ばれているのですが、すごく天井が低くて、私が立つとギリギリの高さの作りになっていたんです。解答者を演じたキャストの中には前かがみになっていらっしゃる方もいて、ちょっとトリックアートみたいに見えたのがおもしろかったです。
そういう作りになっていることは台本に書かれていなかったので、“堤監督の頭の中は一体どうなっているんだろう?”と思いましたし、まだ撮っていないほかのシーンを想像したらワクワクが止まりませんでした。
――怪しさ満載のトリックスター的存在・樺山を演じた唐沢寿明さんとの撮影はいかがでしたか?
【芦田愛菜】樺山を唐沢さんが演じられると聞いた瞬間からすごく楽しみだったのですが、クランクインして最初にお芝居をご一緒したときに、想像以上にダークユーモアたっぷりな樺山だったので圧倒されました。樺山がアフロヘアであることも、ダンスを踊るのも台本には書かれていなかったので、現場で初めて見て“え!そうなの?”と驚くことばかりで(笑)。
――そうだったんですね(笑)。
【芦田愛菜】ただ、先ほどもお話ししたように、一子が冷静に謎解きをするというお芝居を意識していたので、樺山のあれこれに驚きつつも、なるべく場の空気に飲み込まれないように必死だったといいますか。それも含めてとてもいい経験になりました。
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