家にクマ…!?空き巣に放火…!?空き家問題が深刻な理由を調査!
東京ウォーカー(全国版)
「実家を解体せずに放置している」「相続したけれど遠方で手つかず」――。そんな放置空き家が全国で深刻な社会問題となっている。日本の空き家数は2023年に過去最多の900万戸を突破し、住宅の「7軒に1軒」が空き家という状況だ。2043年には「4軒に1軒」にまで膨れ上がると予測されている。
「人の気配がない」空き家が、クマや害獣の絶好の住処に
なかでも危険なのが、管理されないまま放置された「放置空き家」だ。人が住まなくなった家は急速に劣化し、草木が生い茂ることで害獣や害虫の隠れ家と化す。
特に近年、地方で深刻化しているのが「空き家への害獣の出没・侵入」だ。「風雨を凌げて人の気配がない」放置空き家は、野生のくまやイノシシにとって絶好の住処となる。実際に空き家に棲みついたハクビシンやクマが近隣住民を脅かし、人体被害や地域社会への大きな危険に発展するケースが相次いでいる。
空き家を専門に取り扱う、株式会社ネクスウィルの都築華さん自身も物件調査で天井にコウモリがいてびっくりしたとのこと。思った以上に空き家における害獣被害は、身近な問題のようだ。
害獣だけじゃない!放置空き家が抱える5大リスク
放置空き家がもたらす問題は、動物被害だけにとどまらない。
建物倒壊
:老朽化が進み、台風や地震で倒壊する危険性。
悪臭・衛生被害
:ゴミの不法投棄や害虫の大量発生。
治安・防犯リスク
:空き巣や不法侵入、不法滞在の拠点化。
防災リスク
:放火の標的になりやすく、延焼拡大の恐れ。
放置は厳禁!「資産」から周囲を脅かす「負動産」へ
「誰も住んでいないから」と先送りにした空き家は、害獣の巣窟になるだけでなく、固定資産税の増額や近隣への損害賠償リスクを抱える「負動産」へと変貌する。放置するほど老朽化や権利関係の複雑化が進み、手遅れになるのが空き家問題の恐怖だ。周囲を危険にさらす「加害者」になる前に、早急な売却や処分の決断が求められている。
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