「見るだけ」はもったいない!空前の城ブームの中で知っておきたい“命懸けの歴史ドラマ”
東京ウォーカー(全国版)
実は今、空前の城ブーム。休日にお城へ行く人も多いだろう。だが「天守閣が大きい」「石垣がきれい」と写真を撮って終わりになってはいないだろうか。
お城はそこにあった「物語(ドラマ)」を知ってから行くと何倍もおもしろくなる。どんな武将がどんな思いで建てたのかを知ると、目の前の景色がガラリと変わる。
漫画でチラ見せ!「宇和島城」に隠された伊達家のこだわり
『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 まんが日本のすごい城』から、愛媛県・宇和島城のエピソードを少しだけ紹介する。
宇和の地を豊臣秀吉から与えられた、築城名人として名高い藤堂高虎。まだまだ戦の多い時代らしく、海水を引き込んだ実戦向けの頑丈な海城を作り上げた。
しかし時代が過ぎ、江戸時代になってボロボロになった天守を改修したのが伊達政宗の孫にあたる宇和島藩2代藩主・伊達宗利。「美へのこだわりは伊達家のたしなみ!」とばかりに、武骨な城を美しく優美な天守へとリフォームしたのである。背景を知ると、ただの古い建物ではなく武将たちの情熱が伝わってくる。
編集担当者が語る!好きな城とエピソード
本書の制作を担当した編集者にも話を聞いた。
―― 一番好きなお城とエピソードは?
「石垣が素晴らしい丸亀城でしょうか。今回の石工・重三郎のお話は監修・西股先生が教えてくださったエピソードなんです。また、白井三二朗さんによる漫画が傑作で……石垣に登った重三郎を見る山崎家治の顔が絶妙ですよね(笑)。実は、この漫画を作ってたら、どうしても本物を見たくなって今年丸亀城に行ってしまいました。石垣はすごかったですし、井戸もちゃんとあって、ここが……と感動しました」
熱い熱い城の歴史
命を懸ける場所だからこそ、お城の歴史はどれも濃くておもしろい。その城の物語を知ってから現地へ行けば、見える景色がぜんぜん変わるはずだ。
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