カレー×寿司×中華街!ハマの「シャリランカカレー」が斬新すぎる

2018年6月8日 19:16更新

横浜ウォーカー 取材・文=中山秀明/撮影=岩堀和彦

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革新的なカレー店が全国で続々登場している昨今。神奈川屈指の一軒といえば、横浜中華街に誕生した「ヨコハマシャリランカカレー」だ。その組み合わせは寿司、和食、スリランカカレーのトリプルコンボ。寿司店が営業を始める前の日中に間借りしている点も特徴だ。味もスタイルも実に珍しい同店の魅力を紹介しよう。

「スプリーム」(1500円)。「シャリランカカレー」をベースに「マグカラ」と「メカフライ」が2個ずつ加わり、さらに海鮮マリネも2種のる豪華な一皿だ

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発想のヒントはスリランカと日本に共通する食文化

看板メニューは店名を冠した「シャリランカカレー」(950円)。ご飯は米と酢をはじめ配合も寿司を作る時とまったく同じで、純粋な酢飯のシャリだ。その上にサバ味噌ドライカレーがのり、さらに大葉と刺身を使った海鮮マリネがオン。吉野葛でとろみをつけたカツオダシのカレーあんがご飯の周りを囲み、ガリ(ショウガ)をベースにしたピクルスや、カツオ節の佃煮が添えられる。

【写真を見る】「シャリランカカレー」(950円)。海鮮マリネのネタは日替わりで、この日はサーモンとヒラメだった。すべてのカレーには和風スープが付く

発想のヒントになったスリランカは、「モルディブフィッシュ」というカツオ節に似た食材を料理によく使う国で、カレーも同様である。ダシなどの食文化に和食との共通点を見出したのが店主の田中慈也(しげなり)さんで、幼馴染である「辰すし」二代目の堀江千広さんに声をかけて「ヨコハマシャリランカカレー」が誕生。少年時代に語り合った夢“ふたりで飲食店をやる”が実現したのだ。

田中慈也さん(左)と、職人歴30年の堀江千広さん(右)。田中さんの実家は近くにあった中華料理店で、IT企業やビール会社での勤務、フードイベンター等の経歴を持つ

トッピングが豊富で楽しみ方は多彩

「すし屋のドライカレー」(800円)も注目の逸品だ。こちらは海鮮マリネやカレーあんがなく、一方で卵黄やツメダレがかかる。途中までは「シャリランカカレー」と同じ工程だが、まったく違った味わいになっていて面白い。

「すし屋のドライカレー」(800円)。ネギとワケギが多めな一方で卵黄がマイルドさとコクを演出し、ツメ(煮詰めたタレ)がほんのり甘いアクセントに

また、同店ならではのアラカルトが存在。マグロのスパイス唐揚げ「マグカラ」(200円)とメカジキのカレーフライ「メカフライ」(250円)、上級の鮮魚を使った「特選漬けマリネ wiz辰すしの出し巻き玉子」(400円)がある。

写真左が「特選漬けマリネ wiz辰すしの出し巻き玉子」(400円)。右下が「マグカラ」(200円)で、上が「メカフライ」(250円)

「シャリランカカレー」に関してはこれらを2種(2×3個)プラスした「デラックス」(1350円)や、2×2個の「デラックスミニ」(1200円)も。そして揚げ物が2×2個と、並と上両方のマリネが付く“全部盛り”の「スプリーム」(1500円)も用意されている。

お店は2017年の12月14日にオープン。夜に営業している寿司店「辰すし」を昼間に借りる形で展開している

シャリとスパイス、寿司とカレー。一見では相反しそうな組み合わせだが、食べればおいしさに納得。横浜中華街といえば中華料理というのが常套だが、今度行く際はシャリランカカレーを試してほしい。カレーが持つ自由度の高さに感動するはずだ!

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