写真に撮りたい!関西のおすすめ紅葉スポット10選

関西ウォーカー

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紅葉シーズンの奈良・大阪・京都・神戸は、一年でもっとも彩りよく、特に京都と奈良は古都の風情が味わえることから、全国から多くの観光客が訪れる。

その関西エリアの中で、一度はカメラにその姿を納めたいスポットを10か所セレクト。この秋、家族や恋人と一緒に秋の風情を感じてみてはいかが。

清水寺


清水寺本坊庭園画像提供:みやま市


室町時代に雪舟が造ったと伝えられる国指定名勝の清水寺本坊庭園があり、自然と人工の美が溶け合う。四季それぞれに風趣に富むが、例年、11月下旬から12月上旬にかけて色付くイロハカエデはひときわ美しい。

天龍寺


天龍寺(C)天龍寺


天龍寺は、京都市内の一番西に位置しており、680年前からそのままの姿をとどめている。期間限定ではあるが早朝参拝ができ、朝の景色が美しく、混雑もしていない時間帯でお勧めだ。

曹源池庭園西の「紅葉のトンネル」も美しく絶好の紅葉スポットだ。曹源池庭園は世界文化遺産に認定登録もされている。

北野天満宮


【写真を見る】北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」(C)北野天満宮


北野天満宮は天神信仰発祥の地であり、日本中に12000社もあるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。

桃山時代に豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための土塁「御土居」を築いた。その一部が残る境内の西の一帯は長らく自然林で、自生のものと後に植林されたものを含め、現在、約300本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっている。

もみじ苑北側には鶯橋(うぐいすばし)があり、その下には清流紙屋川が流れている。その川面に映える紅葉は見る者に安らぎを与えてくれる。また、展望所から眺める国宝本殿と紅葉の風景は正に絶景。

高台寺


東山(高台寺)画像提供:サダマツヨシハル


豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な寺。11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎える。

紅葉シーズン中はライトアップの演出が人気で、方丈前庭「波心庭」に映し出されるプロジェクションマッピングなど光のアートが見どころの1つ。その他、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林もお勧めだ。

洛北(圓光寺)


境内山上から紅葉の名所が望める画像提供:圓光寺


圓光寺は、1601(慶長6)年、徳川家康公が文治政策として閑室元佶(カンシツゲンキツ)師を招いて伏見に学問所を開いたのに始まり、圓光寺版と呼ぶ図書も出版、当時の木活字(重文)が現存する。

1667(寛文7)年、現在地に移転。庭園は新緑や紅葉時に美観を呈し、本堂前には水琴窟が設置され、妙音を聞ける。境内山上からは眼下に燃え立つ紅葉、遠くには北山や嵐山の眺望も楽しめる。

高野山


高野山画像提供:総本山金剛峯寺


平安時代の始め、弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地。「一山境内地(いっさんけいだいち)」といわれる高野山は、山全体を総本山金剛峯寺という大きな寺に見立てており、山の至る所が寺であり境内である。

山内には総本堂となる金堂がある他、117カ寺が点在し、そのうちの52カ寺は宿坊。例年10月下旬から11月上旬頃になると、金剛峯寺から壇上伽藍に通じる蛇腹路(じゃばらみち)では紅葉のトンネルが現れくぐり抜けることができる。

山内は散策自由で、蛇腹路では10月初旬から11月中旬頃まで、17時30分から紅葉のライトアップも実施。

室生寺


室生寺画像提供:宇陀市役所 商工観光課


古来から女性が立ち入れなかった高野山に対し、女性の参詣が許されていたため「女人高野」とも呼ばれる寺。

奈良県と三重県の県境に近い室生川の上流にあり、国宝である金堂や五重塔などの堂塔が立ち並ぶ。モミジ、イチョウなどの紅葉の時期の情景はひときわ美しく、特に太鼓橋から五重塔までの参道が見どころ。

例年の見頃は11月中旬から12月上旬。紅葉シーズンには、紅葉まつりや五重塔と紅葉の夜間ライトアップも行われる。

奈良公園


奈良公園画像提供:奈良公園事務所


古都・奈良の顔で、国の天然記念物にも指定されている、野生のシカが生息していることでもおなじみの奈良公園。

約511万平方メートルの広さで、東大寺、興福寺、 春日大社、国立博物館、正倉院など数々の社寺や文化施設が隣接する都市公園だ。

若草山の山容を望み、桜やイチョウの木々が美しい紅葉の表情を見せる。紅葉と常緑樹のコントラストが鮮やかで、桜とイチョウは10月下旬以降、モミジは11月中旬以降から12月初旬が最盛期となる。

大阪城公園


大阪城公園画像提供:大阪城パークマネジメント


13棟の重要文化財をはじめ、多数の史跡や伝承地が点在し、梅林や西の丸庭園が四季折々の表情を見せる都市公園。

天守閣前の推定樹齢約300年の大イチョウ、公園東側の外周園路に約1km続くイチョウ並木、園内各所のケヤキ、モミジ、ハゼなどが11月上旬頃から鮮やかに色づき始める。

国内外から観光客が訪れる他、ランニングやウォーキングなどのスポーツや音楽を楽しめるので、住民の憩いの場にもなっている。

石山寺


石山寺画像提供:石山観光協会


東寺真言宗の大本山で、広い境内には寺名の由来となった天然記念物の硅灰岩ほか、国宝や重要文化財の建造物が多く点在。

例年、11月中旬から12月上旬にかけてモミジやカエデなどの木々が硅灰岩を彩るように染まる。

栗原祥光

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