【本誌連載の拡大版】バスケットボール石崎巧選手インタビュー(2)

横浜ウォーカー

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――バスケットボールを始めたきっかけは。

「母親が小学生のミニバスケットのチームの監督をしていまして、その影響でというか、なかば強制的に体育館に連れて行かれてやらされたのがきっかけですね。身長が一番高いという理由でポジションはセンター。中学校に入っても最初のころはずっとセンターだったんですけど、当時のコーチの方に『ガードが向いている』と言われて。素質みたいなものを見出してもらって、そこから外に出てプレーするようになりました」

――センターとガードはまったく異なるポジションですけど、その素質とは。

「そのコーチがおっしゃるには『全体のプレーを見て予想することができる』という点がすごくガードに向いている、と。まさに真逆のポジションですから最初はすごく戸惑うことばかりでしたし、慣れるのに時間がかかって。高校の時もガードというよりはただ得点を取りに行くだけという感じの選手で、外でプレーはしているんですけど、あまりコート全体を気にしてやっているようなプレーヤーではなかった。自信を持ってポイントガードをやれるようになったのは大学に入ってからでしたね」

――そして、昨年入社された東芝でも活躍し、オールスター戦にも出場しました。

「でも、去年はいろいろリーグやチームに慣れない部分が多くて、そういった意味では自分がやるべきことを少し見失っていた部分もあった。不本意な結果というか、自分のプレーに対して納得できないシーズンだったので、その意味ではことしはすごく周りが見えているし、自分のプレーを表現できているので、何とか去年みたいにはならないように気をつけています。オールスターはたまたまですよ(笑)。とにかく去年よりも練習していますし、充実したシーズンにここまではなっていると思います」

――9月の開幕戦に続き、11/14と15には今度は地元神奈川で再びリンク栃木と対戦しました。今シーズンから加入した田臥勇太選手にはどんな印象を抱きましたか。

「やはりパスが上手ですよね。いままでは映像でしか見たことがなく、年も4つ離れていてあまり一緒にやる機会もなかったので、ホントに人から聞いたぐらいの知識しかなかったんですけど。スピードがあって、彼もすごくプレーを読むことができますし、先の先までイメージしてプレーをしているな、という印象は受けました」

――同じポイントガード、同じ背番号「0」として意識はしますか。

「すごく注目されている選手ですし、実際にNBAでプレーした経験もあるので、向こうはライバルとは思っていないと思いますけど、同じポイントガードとしてではなく同じバスケットボール選手として、戦って勝ちたい相手ですね。次ももちろん勝って、プレーオフ進出というのも目標としてはありますけど、やはりやる以上は一番上を狙いたいと思っているので」

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