米と野菜がうまい! 農家がプロデュースする絶品スープカレー
北海道ウォーカー
スープにこだわりのあるスープカレー店は多々ありますが、具材の野菜も重要なポイント。新鮮な旬の野菜がたっぷり入っていると、それだけで幸せな気分になります。相棒のライスがおいしければ、さらにヨシ! ですよね。というワケで、今回は米どころ・北海道滝川市に、自社農園産の米と野菜を使ったうまいカレーを出す店があると聞き、行ってきました!

JR滝川駅から徒歩10分。国道12号線沿いにある黄色いビルの2階に、「ファームダイニング おおげつ」はあります。目立つ看板が出ていないので、見落とさないようにご注意を。ビル正面に向かって左手の細い階段を上がっていくと、入り口の隠れ家的な雰囲気とは打って変わり、広々とした空間が広がっています。木目と白漆喰のカントリー調の内装が実におしゃれです。


昼はスープカレーをメインに営業するこのお店。実はこちらのオーナーさんは、滝川市内でお米を中心に育てている中村農園の跡取り。2年ほど前までは農園の一角で、カフェ「ママズ・キッチン」を営業していたそうで、当時から自家農園の新鮮野菜とお米にこだわったスープカレーが人気を集めていました。さて、さっそく味わってみましょう。

まずは定番の「チキン野菜カレー」をいただきます。素揚げした色とりどりの野菜がゴロっと入って、器の中はとても賑やか。夏場は自家農園で朝に収穫した新鮮な野菜を使っているそうです。鶏肉もほろほろで柔らかい。スープは鳥ガラ&豚骨を使った動物系のダシと、魚介系のダシのダブルスープ。魚介のうま味がやや勝っており、スパイシーさの後に深い余韻が口の中に広がります。うん、これはおいしい!

6~10月下旬にかけては、同じく中村農園産の野菜を使った農園スパイスカレーも登場。スパイス感がガツンと食欲を刺激します。こちらは野菜を素揚げにしておらず、大根は甘酢漬けに、ナスはピクルスに、ジャガイモはマッシュポテトにするなど、それぞれひと手間かけて調理。スパイシーなルウと一緒に食べることで、味の変化が楽しめるのがユニークです。そして何より、ライスがうまい! つやっつやで甘みたっぷりです。米ももちろん、中村農園のもの。「ななつぼし」と「あやひめ」のブレンド米です。ちなみに、カレーはランチタイムでしか食べらませんのでご注意ください。

昼はスープカレー専門店として営業していますが、夜は多彩なメニューが味わえるダイニングバーに様変わりする同店。中でも炭火で焼き上げる肉料理が自慢で、江別産の奄夢豚(あまみぶた)や滝川合鴨などのブランド肉をおいしいワインと共に味わえます。ソムリエの資格を持ったスタッフもいるので、ワインの知識が無くても、気軽にマリアージュを楽しめますよ。オーナーの中村さんによると、精米の過程で出るもみ殻を有効活用して、ゆくゆくは自社ブランドの豚も育てる予定なのだとか。農園産の豚が炭火焼きメニューに載る日が待ち遠しいですね。どうも、ごちそうさまでした!
■住所:滝川市大町1-1-7 2F ■電話:0125・74・6296 ■時間:11:00〜15:00(LO14:00)、18:00~23:00(LO22:00、ドリンクLO22:30) ■休み:月曜・第2火曜 ■席数:45席(喫煙可)
菅原雄一
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