武蔵小杉の癒しスポット! カフェ利用できるコーヒー専門店

横浜ウォーカー

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再開発真っ只中で食事どころはたくさんあるが、カフェは意外と少ない。そんな場所だった武蔵小杉に、コーヒー専門店が増え始めている。そんなエリアでホッと一息つける、カフェ利用できるコーヒー専門店が実は穴場! 出口違いで2つ、知っていると重宝すること間違いなし!

中央口ならグランツリー内「白ヤギ珈琲店」!落ち着く穴場カフェ


紀伊国屋書店の奥にある。朝はお得なモーニングも(C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


再開発の武蔵小杉を象徴するかのような「グランツリー武蔵小杉」。施設内にもカフェは複数あるが、居心地のよさとコーヒーのおいしさなら「白ヤギ珈琲店」へ。書店の奥にあるが、書店を利用しなくとも入店できるのでご安心を。そして、その少し目立たない場所にあるという立地が、落ち着いた雰囲気で穴場なのだ。

注文を受けてから一杯ずつコーヒーをいれる(C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


コーヒーの特徴は「光サイフォン」


「白ヤギ珈琲店」では、光サイフォンを利用。サイフォンは本来、アルコールランプなどを使っていれる方式。だが、光サイフォンはハロゲンランプを使用。強い光を放ち、パフォーマンスとしても見入ってしまうほど。

幻想的なハロゲンの光が美しい! (C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


従来のサイフォンは、熱の当たり方などが安定せず、味にばらつきが出てしまう。だが、光サイフォンは光で熱するため、味が安定するというのがメリット。まろやかで雑味のないコーヒーが味わえる。高温でいれるため、すっきりとした飲み口。ハンドドリップのように、職人によって味が変動するというようなことも少ない。豆は季節限定含め、常時4種類。一番飲みやすいハウスブレンドは490円。


「使い勝手のよさ」と「居心地のよさ」


「使い勝手のよさ」と「居心地のよさ」にも注目。目的に応じて席のタイプが変えられる。電源のある高脚のイスの席もあれば、ゆったりフリーの雑誌が読める席、通路が広く車椅子でも通りやすいようにした席もある。ゆっくりしたい人、待ち合わせ利用、ノマドワーカーなど幅広い層が活用でき、使い勝手と居心地のよさの2つを兼ね備えている。

席の種類はさまざま。ノマドワーカーには嬉しい電源席も!(C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


グリーンをふんだんにあしらった店内。席の幅はゆとりを持たせ、ゆっくりできるようになっている(C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


一緒に軽食も食べられる


小腹が空いた時には軽食として味わいたいのが、定番のミックスサンド(380円)。注文を受けてから、店内で焼きたてを出してくれるので、パンが熱々! また、具の野菜もシャキシャキだ。コーヒーとの相性も抜群! コーヒーはたっぷりと1.5杯分。ミルクを入れて少し温度が下がっても、 味に奥行きが出る。いれたてはブラックで、そのあとミルクなど味に変化をつけて飲むのがおすすめ。フレーバーラテ(486円)やフラッペ(585円)、パンケーキ(480円)やフォカッチャ(330円)などメニューも充実している。

コーヒーはたっぷり! サンドイッチのはみ出しそうな具のボリュームも自慢(C)KADOKAWA 撮影= 神保達也


北口なら神奈川初上陸の「猿田彦珈琲」!おしゃれ空間に委ねる


全面ガラス張りにこのマークが目印(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


ここ数年で勢いを増している、スペシャリティコーヒーの専門店。その一端を担っている「猿田彦珈琲」が、2018年4月についに武蔵小杉に上陸! 場所は西口の新たな施設「COSUGI COMMONS」内。路面店で入りやすく、早くも武蔵小杉の名所になりつつある。武蔵小杉の出店は、代表・大塚朝之さんの直感。大塚氏が直接この土地に降り立ち、人の流れや雰囲気が気に入ったのだとか。

「COSUGI COMMONS」の端に位置。北口から来たら、建物沿いをしばらく歩こう(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


自家焙煎の深煎り豆をハンドドリップで


調布の自家焙煎工房で、一括して焙煎。店舗に出す豆は焙煎から10日間ほど寝かせるのがこだわり。そうすることでガスが抜け、煙くささがなくなる。これが味に大きく影響し、深煎りが基本だが、後味はまろやかでいてスッキリとした味わいに。送られてくる豆は、挽きたてでハンドドリップする。

厳しい試験をくぐり抜けた、専属バリスタが丁寧にいれる(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


「猿田彦珈琲」のコーヒーは、専属のバリスタが一杯ずついれる。バリスタになるには厳しい試験があり、豆の特徴でいれ方も変わる。例えば「この豆では合格したけど、この豆ではまだいれられない」なんてこともあり、一人前のバリスタが育つのに1年程度の時間がかかるという。豆はおよそ10種で、武蔵小杉店限定の小杉ブレンド(430円)も。カップはたっぷりサイズ。

いれているところは、オープンカウンターで覗けるようになっている(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


高級感のある内装とフードメニュー


店舗により内装のイメージが異なるのが「猿田彦珈琲」。西口は特に開発済みの住宅地が広がるエリアでもあり、合わせて高級感のある内装がよく似合う。ゆったり座れるふかふかのソファ席と、中にあるパントリーを囲むように高脚のイスの席がある。そして、フードメニューがあるのも武蔵小杉店の特徴。国内10店舗あるうち、フードが一緒に楽しめるのはこちらを含め5店舗のみ。

甘さ控えめでレトロなホットケーキを、高級感のある内装で頬張る!(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


オススメは、寿太郎のホットケーキ(720円)。流行のパンケーキとは違い、オールドタイプのまさに「ホットケーキ」。オリジナルの生地にくどい甘さはなく、男性でも食べられるようにと作られた。生地にベストマッチなのは、別添えのハチミツだ。オレンジに漬けたもので、ほんのりオレンジの風味が鼻を抜ける。サラリとしており、生地と合わせるととてもさわやか! このほか、トッピングが乗った、寿太郎のスペシャルホットケーキ(1,100円)などもある。

ドリンクは全てたっぷりサイズで登場。長く楽しめる(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


アレンジコーヒーにもこだわりが


もちろん、ラテやアイスもある。カフェラテ(460円〜)はエスプレッソのショット量と、ミルクの量のバランスを取り、一番のバランスで計算してカップへ(+100円でショット追加)。水出しアイスコーヒー(380円〜)もあり、種類は日替わり。喉を潤すにも最適だ。フードとのセットにはならないのでご注意を。フロート類もあり、フロート類のアイスはティキタカのアイスクリームを使用。アイスクリーム単品(450円〜)もOK。

店内に入ると、すぐレジとアイスクリームのコーナーが登場(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


手みやげにも最適なコーナー


入り口入って左手には、たくさんのアイテムが並ぶ。これが気が利いている。希釈タイプのアイスコーヒーや、カフェオレのもと、ドリップバッグ、はたまたそのコーヒーで作ったコーヒーゼリーまで。マグやトートバックといったグッズまでを取りそろえ、ちょっとした手みやげにも利用できる。ついつい手に取ってしまう。

ドリップバッグのバラ売りは店頭販売ならでは。ドリップバッグでしか飲めない種類も(C)KADOKAWA 撮影= 松本順子


出口が違えば、街の雰囲気も変わる武蔵小杉。その雰囲気に合わせて、コーヒー専門店が誕生している。とくに、カフェ利用ができる店は知っておくと便利だ。こだわりのコーヒーと共に、武蔵小杉で癒しの時間を過ごそう!

構成・取材・文/濱口真由美、撮影/神保達也、松本順子

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