映画「3D彼女 リアルガール」主演!中条あやみさんにインタビュー
東京ウォーカー(全国版)
「演じる」という感覚がいつもより少なかった

9/14㊎に公開される映画「3D彼女 リアルガール」で主演を務める中条あやみさん。この作品への出演が決まった時の気持ちを聞いてみると。
「台本を読むと、登場するキャラクター一人一人が重要だということがわかりました。私が演じる五十嵐色葉が、佐野(勇斗)さん演じるつっつん(筒井光)に恋をするわけですが、周りのみんなの間でも友情が生まれたり、この2人以外のところでも恋が始まったりするので、撮影が楽しみだなと思いました。でも、私はすごく人見知りなんです。友情で結ばれた学生時代と、その何年後かの姿が描かれている作品なので、監督に『私は人見知りなのでみんなとすぐに打ち解けられるか不安です』と自己申告しました。実際は、撮影が始まってしまえばそんな不安はなくなり、学校で友達と一緒にわちゃわちゃしているところを、監督が撮ってくださったみたいな感じで楽しかったです(笑)」
演じていて、すぐに作品の世界観に入り込むことができたという中条さん。演じた色葉に共感する部分も多かったそう。
「自分と似てるなと思ったところも多かったです。ツンデレな部分が色葉にはあって、自分の気持ちに素直になれずに、好きとか嫉妬してるとか、そういう感情を表に出せないところが似てるかなって。ですから、私以外も、みんな役にピッタリだったと思います。例えば、佐野さんもつっつんっぽいところがありますから。なので、いつもより『演じる』という感覚が少なかったかもしれません」

美女とオタク。違う世界の2人が恋に落ちる。個性的な登場人物たちが、恋や友情に悩みながらも、笑いと感動を運んでくれる作品に仕上がっている。
「笑えるシーンもたくさんあって、おもしろさと感動のメリハリだったり、テンポ感のよさで、あっという間に観終わってしまう映画だと、完成した作品を最初に観た時に感じました。この映画は『一緒に成長する』ということがテーマになっていると思います。2人の成長を見て楽しんでもらいたいですね。それと、言葉にして思いを伝えることも重要だと思いました。難しいことではありますが、言葉にすることでお互いの勘違いがなくなったり、思っていることをちゃんと伝えられますから。大事なことを伝えたいという人の背中を押せる作品にもなっていると思います」

映画「3D彼女 リアルガール」9/14㊎公開
那波マオの同名コミックを実写映画化。書店で万引きのぬれぎぬを着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉(中条あやみ)を助けたのは、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光(佐野勇斗)。その後、つっつんは色葉から突然告白され、新手のイジメだと疑いならも、2人の交際がスタートする。
STAFF&CAST 監督=英 勉 脚本=高野水登、英 勉 出演=中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう ほか
撮影=石塚雅人/取材・文=田中隆信/ヘアメイク=横山雷志郎(Yolken) /スタイリスト=上田リサ(HITOME) /編集協力=千葉由知(ribelo visualworks)/衣装協力=<ポーズ1… パープル> Y's(ワンピース)、Valmuer(ピアス) 、<ポーズ2… ライトブルー> FilMelange(カーディガン、スカート)、carol(トップス)
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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