手塚治虫原作の舞台「七色いんこ」が開幕! 伊藤純奈(乃木坂46)「いい意味でアイドルらしくない舞台にしたい」

東京ウォーカー(全国版)

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舞台「七色いんこ」に出演中の伊藤純奈さん(乃木坂46)と松田好花さん(けやき坂46)


 10月4日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで舞台「七色いんこ」が初日を迎えた。本作は、手塚治虫の名作を舞台化したもので、乃木坂46の伊藤純奈さんが代役専門の天才役者で泥棒という異色の主人公の七色いんこを、けやき坂46の松田好花さんがいんこを追う警視庁の刑事・千里万里子を演じる。手塚作品の舞台化、そして坂道シリーズの乃木坂46とけやき坂46のメンバーの共演ということもあり、注目度も高い。

【写真を見る】舞台「七色いんこ」ゲネプロより


 初日公演の直前、同所でゲネプロ(最終通し稽古)が行われ、伊藤さんと松田さんが会見を行った。

お互いの印象を聞かれ、伊藤さんは「『初めまして』はビジュアル撮影の日でしたが、坂道シリーズは人見知りがすごく多いので、このちゃん(松田)も人見知りなんじゃないかと勝手に思っていましたが、現場で会ったらすごい笑顔だったんです(笑)。私も人見知りしないタイプなので、初日から仲良くなりました。可愛くてワンちゃんみたいだなって思います」と語り、松田さんは「学年は(伊藤が)一つ上ですが、19歳で同い年です。でも、大人っぽい雰囲気で、舞台の上でも存在感があるので『本当に同い年なのかな?』って思ってしまいます。憧れの存在ですね」と答えた。

舞台「七色いんこ」ゲネプロより


舞台「七色いんこ」ゲネプロより


 稽古期間が長くなく、短期間で仕上げなければいけない状況の中、演出家の三浦香さんからのアドバイスに2人とも助けられたという。「私はクールなイメージで“いんこ”の役作りをしていましたが、『全編通して、ずっとクールじゃなくてもいい』や『普段、アイドルをやっていて綺麗な姿でステージに立っていることが多いから、汗だくな姿を見せてもいいんじゃないか』と言ってもらい、その通りだなと思って稽古をしました。本番でも、そのアドバイスが生きていると思います」と伊藤さん。一方、松田さんは「私は演技経験が少ないので、本読みの段階からガムシャラな感じで臨んでいました。その必死な私の姿が千里万里子っぽく見えたようで、『あまり役作りをしなくても、そのままでいいよ』とおっしゃってくださいました」と語った。

舞台「七色いんこ」ゲネプロより


舞台「七色いんこ」ゲネプロより


 作品の見どころについては、伊藤さんが「セットや物語の展開が目まぐるしく、舞台上でいろんなことが起きるので、一人一人をフォーカスして観るのもいいのですが、全体的な絵を見ていただくのもいいかなと私は思っています」と、松田さんが「セットもそうですが、衣装がすごくオシャレなんです。美術館に展示されているものを見ているような気分になると思いますので、それもこの作品の見どころですね」と話してくれた。

舞台「七色いんこ」ゲネプロより


舞台「七色いんこ」ゲネプロより


 最後は、伊藤さんが「舞台『七色インコ』は手塚治虫さんの漫画が原作の大きな作品ですが、いい意味でアイドルらしくない舞台にしたいと思っています。公演期間は短いですが、すごく濃い時間だったと感じてもらえたらいいなと思っていますので、楽しんで観ていただきたいと思います」とファンへのメッセージで締めくくった。

舞台「七色いんこ」ゲネプロより


舞台「七色いんこ」ゲネプロより


 舞台「七色いんこ」は東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで8日(月・祝)まで上演中。

伊藤純奈さん(乃木坂46)と松田好花さん(けやき坂46)


取材・文=田中隆信

ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一

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