名駅で行列ができる話題の“二郎インスパイア系”ラーメン店を徹底レポ!

東海ウォーカー

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名古屋でも有名店が続々出店し、激戦の様相を呈している“二郎インスパイア系”ラーメン店。群雄割拠の中にあって、ラーメン好きに大きな支持を得ている店が、2018年5月30日に名駅エリアにオープンした「麺屋まんてん」だ。

【写真を見る】大名古屋ビルヂングから北へ30m。黒壁に黄色い看板が目印


開店前の仕込み時間から、店の前には待ち客が姿を見せる。そしてオープンすると、券売機の前に行列ができ、16席のカウンターはすぐに半分以上は客で埋まる。開店早々でこれだから、ピークタイムの混雑は言わずもがなだ。店内は黄色のちょうちんがカウンターを照らし、これまた黄色のTシャツを着たスタッフが元気に動き、この活気も気持ちいい。ランチに、晩御飯に、そして(嬉しいことに深夜営業なので)飲んだ帰りの1杯に…と、1日を通してラーメン好きの胃袋を満たしてくれる。

黄色のちょうちんとオレンジの椅子がカラフルで活気あり!


カウンター16席だけの店内。開店早々、すぐに席が埋まる人気ぶりだ


この店の特徴は、とにかく“二郎インスパイア系”の王道に徹していること。それは、「ラーメン、がっつり食いてぇ!」という男子の本能的な欲求に、10000%の熱意で応えてくれることに他ならない。看板メニューの「まんてんらーめん」(750円〜)は、基本サイズでも麺が300gもある大ボリュームだ。もちろん、“二郎インスパイア系”ならではの太麺で、がっしりした歯ごたえは小麦の味わいマックスだ。そこにトッピングされる大盛りの野菜は、350gから700g、1,000gと段階的に増量できる。しかも野菜増量は無料なのだ!

「まんてんらーめん」(750円)、野菜700g。野菜はアブラの重みで高さがすぐなくなるので、写メを撮るならお早めに!


驚いたことに、野菜の追加は「食事中でもできますよ!」(店長の伊藤雅弘さん)とのこと。これは実質上、野菜は無限にマシマシできるということではないか!もちろん“二郎インスパイア系”のお約束として、スープの濃さやニンニク、アブラなども無料で追加できる。

トッピングの目安は一覧表を見ると分かりやすい!


スープは、じっくり炊き出した豚骨エキスと九州産の甘しょう油を絶妙にブレンドしている。深みのある味わいのヒミツは、隠し味のチャーシューの煮汁だ。若者向けのインパクトの強い味だが「どんな方でも、3度食べていただいたら、おいしさが分かると思います」と、店長の伊藤さんは絶対の自信を持って話す。

調理に忙しい店長の伊藤さん。オープンキッチンなので調理風景を間近に見られる


もちろん、人によっては「そんなにたくさん食べられな〜い!」という人(特に女性!)もいるだろう。そんな人のために、麺や野菜の量を少なくし、その代わり煮卵を付けた「らーめん200g」(750円)をはじめ、あえて細麺を使い、辛いミンチとニンニクの風味がおいしい「台湾らーめん」(700円〜)などもラインナップ。カウンター上には「一味天カス」やラーメンの「醤油ダレ」などがあり、好みの味に調整できるなど、自分の胃袋や味の好みに合わせたオーダーができることも、人気の秘密だろう。

細麺で女性にも人気が高い「台湾らーめん」


一味天カスや醤油ダレなどで味を好みに調整!


また細かい点だが、この店で見逃せないのは「快適性」である。紙エプロンを用意していたり、椅子の高さが調整できたり、荷物置きのバスケットもあったりと、おいしくラーメンを食べてもらうための細やかな気遣いを、随所に見ることができる。そう、(ラーメンの)神は細部に宿るのだ。

レバーで椅子の高さを調整できる


看板の“二郎インスパイア系”、名古屋名物の“台湾”、そして期間限定の“味噌”。3つの味が楽しめる「麺屋まんてん」に、名駅に足を運んだときは、ぜひ立ち寄っていただきたい。

ラーメン作りが心底好きな店長の伊藤さん。にっこり笑顔が印象的だ


石黒昭弘

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