10月16日は「ボス(上司)の日」。「理想のボス(上司)」のイメージNo.1俳優は「西島秀俊」に

「信頼して付いていける上司」にピッタリな男性俳優1位は「西島秀俊」

好きな上司のタイプでダントツの1位となった“信頼して付いていける上司”とは、イメージ的にはどのような人物なのか。“信頼して付いていける上司”という言葉にピッタリな男性俳優として1位に輝いたのは「西島秀俊」。「好きな上司のタイプ」1位のイメージにピッタリな1位、言うなれば1位中の1位となったのには、相応の理由がある。後述するが、同調査では好きな上司のタイプ10種類でそれぞれのイメージにピッタリな男性俳優を尋ねているのだが、そのうちの6つのタイプで「西島秀俊」が1位となっているのだ。つまり、理想の上司としての様々な要素を兼ね備えた俳優と言える。

2位には、「竹野内豊」、3位に「渡部篤郎」。やはり、真剣さと素朴な人柄、あるいは厳しさとやさしさといった異なる複数の要素を持つ俳優が選ばれているようだ。

「いつも優しく受け止めてくれる上司」、1位は「西島秀俊」

“いつも優しく受け止めてくれる上司”のイメージでも「西島秀俊」は頭一つ出て1位となった。最近では保険のテレビCMなどの出演もあり、以前のハードボイルドなイメージに、何でも受け止めてくれるやさしいイメージが加わってきているようだ。2位にはドラマ「義母と娘のブルース」で娘のためにバリバリのキャリウーマンにプロポーズする父親を演じた竹野内豊、3位には、ソフトな語り口でやさしいイメージの強い「草なぎ剛」。

“自分を成長させてくれる上司”のイメージでも、「西島秀俊」が1位を獲得。2位以降も“信頼して付いていける上司”の順位と近く、近いイメージと考えられるが、「坂上忍」が6位、「石原良純」が9位と上位に入っている点が大きな違い。成長するためには、批判してくれる存在が必要ということかもしれない。

“偉そうにしない、きさくな上司”のイメージで1位になったのは、「田中圭」。今年上半期に放送されたドラマ「おっさんずラブ」で主人公のポンコツ会社員役を演じ、「健康で文化的な最低限度の生活」で主人公の上司役を演じている。2位には、「星野源」。飾らない性格が歌やドラマなどの演技にも表れているのだろう。

“人を引っ張っていく力のある上司”のイメージで1位になったのは、「吉田鋼太郎」。様々なドラマで見せるパワフルな演技が影響していそうだ。同率で「渡部篤郎」も1位。今年上半期は「ハゲタカ」に再生担当執行役員役で出演している。

“仕事ができる上司”のイメージでも「西島秀俊」が1位。1～6位、全て順位は“信頼して付いていける上司”とまったく同じ。“信頼して付いていける上司”こそが、仕事ができる上司と見られているようだ。

“仕事の後は、飲みに誘ってくれるような上司”の1位には、「おっさんずラブ」で強烈な上司役を演じた「吉田鋼太郎」。2位にはお酒好きのイメージが強い「石原良純」。3位には「ウチくる！？」で飲食店訪問のイメージが強い「中山秀征」。

“家事にも一生懸命な家族思いの上司”という一見仕事ができる上司と正反対のイメージで「西島秀俊」が1位獲得。プライベートでお父さんとなり、やさしい旦那さん役を演じているCMの影響が考えられる。2位には夫婦仲の良さやイクメンぶりで知られる「堺雅人」。

“見た目が素敵な上司”の1位は、ドラマ「義母と娘のブルース」で主人公にプロポーズする父親役を演じた「竹野内豊」。3位にはドラマ「サバイバル・ウェディング」で毒舌の編集長役を演じた「伊勢谷友介」。

“休日には、自宅で手料理をふるまってくれるような上司”でも「西島秀俊」が1位を獲得した。家電製品のCMなどにも数多く登場するなど、活躍の幅の広さを反映している。2位、3位には、料理の腕前で知られる「草なぎ剛」、「高橋一生」がランクインしている。

さて今回、「好きな上司のタイプ」の数々で1位に挙げられた「西島秀俊」。映画『オズランド　笑顔の魔法おしえます。』では、ド田舎遊園地に配属されてふてくされる主人公、波平久瑠美(波瑠)の上司役を演じている。西島秀俊さんが演じる、「小塚」は、風変わりだけれども、仕事ができるカリスマ上司という役回りとのことだが、どんなタイプの理想の上司像を演じているのか興味がつきない。

ボスの日は10月16日、「オズランド」の公開日は10日後の10月26日金曜日。この秋は、「ボス(上司)」について見直してみる良い機会かもしれない。

ウォーカープラス編集部