2018年の見どころをリポート!神戸ルミナリエ2018が開幕

関西ウォーカー

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 阪神・淡路大震災からの復興を願って、震災が起こった1995年から始まった「神戸ルミナリエ」が、旧外国人居留地と東遊園地で12月7日から開幕した。

神戸ルミナリエの玄関口となる「フロントーネ」


初日7日の夕方には点灯式が行われ、主催者を代表して久元喜造神戸市長が「鎮魂の思いや震災の記憶、そして教訓を受け継いでいかなければ」と挨拶。地元の小学校の児童たちによる合唱「しあわせ運べるように」や、関係者による希望の鐘が鳴らされたあと、ルミナリエが点灯された。

希望の鐘を合図に、ルミナリエが点灯された


24回目を迎える光の祭典の2018年のテーマは「共に創ろう、新しい幸せの光を」。史上最多となる約51万球のLEDを使用し、12月16日(日)まで神戸の街を美しい光で彩る。毎年混雑必死のルミナリエを効率的に観覧するために、作品の見どころや、グルメなどを紹介していこう。

壮大な中にも暖かさを感じる2018年の作品


まず出迎えてくれるのは、ゴシック様式の大聖堂を表現した「フロントーネ」。壮大な光景に圧倒されながらも、2本の巨大な塔の三角屋根や、4枚の花弁をもつ薔薇窓、またカラフルな色彩で、高揚した気分に!

「フロントーネ」を抜けると、約50mも続く壮大な身廊「ガレリア・コペルタ」へ。天井から降り注ぐ光のシャワーは、心地良く、また両側には可愛い薔薇窓、赤いメダリオンがアクセントになった美しい天井と、3方向に見どころがあってキョロキョロしてしまいそう。会場はとても混雑しているので、注意しながら進もう。

3重の丸天井で柔らかな印象の「ガレリア・コペルタ」


次の作品に行く前に、2017年から設けられた途中入退場ポイントもチェック!各線元町駅から仲町通までの来場者動線中に、7か所設置されている。下の画像は7番目のポイントで、フロントーネの手前一時離脱が可能。ここには仮設トイレが設置されているので、利用してみよう。

途中入場退場ポイントは、元町駅などで無料配布されている「神戸ルミナリエWalker2018」でチェックして


「ガレリア・コペルタ」の次は、総延長270mも続く光の回廊「ガレリア」。初めに見えるアーチは、葉っぱのようにも、また古代の髪型のようにも見える少し不思議な形だが、全体的に丸みを帯びているので優しい印象。初めのアーチ上には、兵庫5国をイメージした5つの星が施されているのでお見逃しなく。

「ガレリア」も丸みを帯びているので、優しい印象を醸し出している


「ガレリア」の途中には軽食の屋台やお土産屋さんも。また募金の呼びかけも行われているので、2019年の継続開催に向けて協力してみては?

そしてメダリオンが輝く「ガレリア」の最後のアーチを抜けると、東遊園地に到着。右に進むと、4本の塔を有する光の壁掛け「スパッリエーラ」と、兵庫県政150周年を記念して完全修復された光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が。この5つで兵庫5国を表している、壮大な作品なので、全体を撮影してみよう。

メダリオンが輝く「ガレリア」のアーチを抜けると東遊園地に到着


「スパッリエーラ」の4つの塔はピサの斜塔に似ている


近づいてみると、「カッサ・アルモニカ」は巨大な募金箱になっていることに気づく。中央にベルが吊るされているので、ただ投げいれるのではなく、上手くいけばベルを鳴せるという楽しい仕組みになっている。

「カッサ・アルモニカ」のベルを鳴らすのは意外に難しい


また東遊園地には、中小型の光のオブジェも展示されている。東遊園地に到着するとまず見えるのが、県政150周年記念作品。兵庫県のマスコット・はばタンも描かれた可愛い作品で、2017年とは少しデザインを変えて展示されている。そこから少し左奥に進むと、神戸でも試合が開催される、2019年ラグビーワールドカップ開催記念作品が。

2017年とはデザインを変えて展示されている「県政150周年記念作品」


2019年ラグビーワールドカップ開催を記念した作品も東遊園地に展示


ほかに、噴水広場にも「スパッリエーラ」が登場している。こちらは噴水を囲んだ円形をしていて、水面に映る光の芸術もまた美しい。時間によって、音楽に合わせた光が躍動する楽しいショーもあるので、こちらも要チェック。

水面に映る「スパッリエーラ」の美しさに感激


また2018年からフォトスポットが設置されている。東遊園地の「カッサ・アルモニカ」を正面にした右横には天使の羽根の形をしたオブジェが、噴水広場には豚饅を販売している「老祥記」の前にハートのオブジェが登場している。

今年からフォトスポットが登場


神戸グルメや音楽イベントも満喫しよう


「神戸ルミナリエ」は、グルメや音楽イベントも充実!噴水広場で開催中の「踊る!KOBE光のファウンテン」では、食で神戸を代表する14社が出店し、ここだけでしか食べられるないオリジナルグルメやホットメニューを提供している。

チーズを巻いてバーナーで焼いた、「神戸メリケンパークオリエンタルホテルのカツカレーバー」(500円)


Q・B・B六甲バターの「Q・B・Bチーズディップラスポテト」(700円)。美味しそう!


音楽イベントでは、噴水広場にある「スパッリエーラ」の音楽と光のショーだけでなく、歴代の神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンによるジャズライブや、フルートライブも開催している。出演者は、日によって異なるので公式ホームページで確認しよう。

噴水広場の「スパッリエーラ」前で音楽イベントを開催


ルミナリエも見た!神戸グルメも食べた!となると、あとは土産が気になるところ。モロゾフなど神戸を代表する菓子メーカーが一堂に揃う銘産品コーナーは東遊園地に設置されていて、限定パッケージスイーツがとろこせましと並んでいる。気にいった土産を買って帰ろう。

多くの店で試食があるので、選ぶときの参考にしよう


中身もパッケージも可愛い、ゴンチャロフ製菓の「ルミナリエプレーンチョコレート」(702円)


また、公式グッズも思い出に買って帰りたいところ。メインとなる公式グッズコーナーも東遊園地に設けらている。「2018キーボルダー」(600円)など定番のものはもちろん、「反射ライトチャーム」(600円)が新作で登場しているので要チェック!JR西日本のICカード「ICOCA」のマスコットキャラクター「カモノハシのイコちゃん」との限定コラボアイテムも可愛くておすすめ。

2018年だけのデザインなので、お土産に買ってみては?


さらに、収益金の一部が開催経費に充てられるインスタントくじ「KOBEルミナリエトリプルマッチ」(1枚200円)の販売や、東遊園地に設置されている「神戸ルミナリエ臨時郵便局」で郵便物を投函すると、オリジナル消印を押してもらえるなど、神戸ルミナリエを堪能できる企画が目白押し。いろいろまわって、2018年のルミナリエを満喫しよう!

【関西ウォーカー編集部/PR】

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