デパ地下“春のお弁当”を食べ比べ！ジェイアール京都伊勢丹で選んだ選りすぐり弁当13選

ジェイアール京都伊勢丹は、京都の玄関口でもある百貨店。地下2階の弁当売場に入る40以上のブランドは、地元・京都で長年にわたって愛され続ける店が多い。伝統の味や茶懐石の流れをくんだ料亭の味など、京都の春のお弁当を紹介！＜※情報は関西ウォーカー(2019年3月26日発売号)より＞

六盛

1899(明治32)年創業の京都・岡崎にある料亭。人間国宝の中川清司氏作の白木の手桶に四季折々の食材を使った料理を華やかに盛り付けた「手をけ弁当」が名物で、その味を楽しめる丸弁当も人気。

人気の手をけ弁当をイメージしたひと折。野菜や魚、肉など季節の食材を使った料理がふんだんに入って目にも楽しい。ご飯も季節に合わせたもの。

「煮物や魚、肉など多彩な料理がバランスよく入っていて華やか！上品だけどしっかりとした味付けで、一品一品じっくりと味わいたくなるおいしさです」(編集部・重藤)

下鴨茶寮

1856(安政3)年創業。世界遺産・下鴨神社のほとりにたたずむ由緒正しい料亭。季節を感じる弁当は、鮮やかな見た目も魅力。春を感じる食材を使った料理に甘味も入り、豪華な2段弁当に仕上げている。

柔らかい若竹煮や香りのいい菜の花、桜餅、タケノコご飯と季節を感じる食材で春らしさ満開。 ※販売期間は4月下旬まで

「料理からも箱からも春らしさが感じられます。少しずついろいろな食材を味わえて、贅沢な気分に。花見に持って行きたくなるお弁当です」(編集部・重藤)

レストラン キャメロン

「牛一頭を食べ尽くす」をコンセプトに、いろいろな部位を食べ放題で楽しむこともできるステーキレストラン。専門店の弁当は、厳選した肉を異なる味と調理法で味わえるお得感あるものが人気。

柔らかい黒毛和牛(モモ)を丁寧に焼き上げたステーキと、しぐれ煮の2種の味が楽しめる。

「肉はもちろん、ご飯に染み込んだステーキソースが程よい酸味と甘味でとにかくおいしい！ステーキもしぐれ煮も肉の柔らかさに驚きました」(編集部・重藤)

美濃吉

創業から300年以上、茶懐石の流れをくんだ歴史ある料亭。ピンク色の春めく2段折は、ちらし寿司や桜道明寺などが入り見た目も美しい。

フキや菜の花といった旬の食材もたっぷり盛り込んでいる。箱や桜でんぶなどのピンクが愛らしい。

とり松

本店を構える丹後地方に古くから伝わるのが、甘辛く炊いた鯖のおぼろ。甘味とコクが寿司飯と抜群の相性を誇るばらずしは必食。

鯖のおぼろや色とりどりの具材を散らした寿司と、天然真サバを使った棒寿司のセット。

うおりき

産地が異なるウナギが入った弁当は、脂ののった肉厚なウナギを店内で香ばしく焼き上げる。味や香りの違いを、じっくり食べ比べてみて。

鹿児島産と静岡産のウナギをひと折に詰めた、珍しい弁当。産地で異なる味わいを感じられる。

こめとな

「美と健康の実感」をコンセプトに、6種の天然素材を使ったこだわりのダシと日本の伝統的な発酵調味料を使った弁当を販売。

雑穀ご飯は、春らしく花をモチーフにした形。季節の食材をふんだんに取り入れたおかずと共に。

スシアベニューK's

ロール寿司を中心に、ちらしや詰め合わせなど、豊富な商品がそろう寿司店。海鮮彩りちらしは、お手ごろながら多様な魚介がのった贅沢な品。

マグロや鯛など、人気の海鮮をあしらったちらし寿司。酸味と甘味が絶妙な酢飯とも相性抜群。

天一

著名人にも愛されてきた、銀座の天ぷら専門店。長年培った技術で揚げた天ぷらを伝統の甘辛つゆでさらにおいしく仕上げた一品をぜひ。

大ぶりのエビ2尾、キス、野菜3種の天丼弁当。創業以来変わらない伝統の天ぷらの味を楽しめる。

和幸

全国に展開するトンカツ店。厳選した豚肉や、食パンから作るパン粉や特製ブレンドの揚げ油など、こだわりぬいたトンカツを弁当でも。

粗挽きの生パン粉を付け、サクッと揚げた定番のヒレカツと食べ応えあるエビフライのセット。

京葵庵

京都の佃煮店「野村佃煮」が手がける和総菜と弁当の店。京料理の技術を生かし、季節の素材のよさを引き出した優しい味の総菜が並ぶ。

焼魚や錦糸春巻など、上品な味わいの京のおばんざいと2種から選べるご飯の2段。

たごさく

定番の五目や季節のおこわなどを販売。おかずもたっぷり入った弁当には、好きなおこわをその場で詰めてもらえるのがうれしい。

塩麹を使い柔らかく旨味たっぷりに焼き上げたマスと3種の選べるおこわでボリューム満点。

奈可嶋

魚のおいしさを伝える「中島水産」が展開する総菜店。銀鮭の西京焼きなどの弁当がお手ごろ価格で気軽に味わえる。

こんがり焼かれたサーモンハラスは塩加減が絶妙。食べやすいサイズも人気の理由。

関西ウォーカー編集部