異色なキャリアが生む、名古屋の常識を変える衝撃のラーメン4杯
東海ウォーカー
まざまな経験を経てラーメン店の開業へ…。常識を超える1杯は、ユニークな店主の情熱から生まれる!
元居酒屋店主による名古屋では珍しい焼きラーメン
「達磨(だるま)食堂」(名古屋市中川区)は、居酒屋や中華そば店を営んでいた店主がオープン。名古屋コーチンを扱っていた経験を生かし、ラーメンのダシには名古屋コーチンを使用する。料理人の経験を生かした独創性あふれるメニューが魅力だ。

名物は、秘伝のタレで麺を炒める「焼きラーメン」(税込 700円)。「台湾焼きラーメン」(税込 900円)は、ラーメンダレで炒めた麺に自家製ラー油が決め手の台湾ミンチや、牛スジ、ホルモンなどの具がたっぷりのる。麺はモチモチの自家製麺だ。

ほかにも、ダシに名古屋コーチンや牛スジなどを使う「特製ラーメン」(税込 700円)や、手作りの点心盛り合わせ(税込 350円)が評判。
■達磨食堂 / 住所:愛知県名古屋市中川区上脇町2-116 / 時間:11:30~15:00、17:30~20:00※スープがなくなり次第終了 / 休み:月曜(祝日の場合翌日)
モチモチの平打ち麺とクリーミーなつけ汁が好相性
焼肉店「とんび」で働いていた店主の山田さんがラーメン好きのオーナーと一緒に作り上げたのが、「麺や 襷(たすき)」(愛知県春日井市)。ひと味違う鶏白湯(パイタン)を目指しているという。

「たすき流 つけ麺」(税込 850円)は、濃厚かつクリーミーな鶏白湯のつけ麺。フルーツの酸味を効かせた、焼肉のタレのような醤油ダレがあと味がさっぱりする秘密だ。ひと味違う鶏白湯を目指してオープン後もブラッシュアップを重ね、スープの状態やチャーシューのカットを変更。麺は気持ちよくすすれるように長め。

■麺や 襷 / 住所:愛知県春日井市中央通1-111 ベリアスレイン / 電話:0568-37-3801 / 時間:11:30~14:30、17:00~23:00 / 休み:なし
経営コンサルタントが挑戦する中華そば一本勝負
現役の経営コンサルタントでもある店主が、東海エリアでは珍しい屋台風のお湯割り中華そばで勝負する「中華そば こまみ」(名古屋市北区)。立地のよさは飲食店経営のかなめだが、それを無視してチャレンジ。しかもメニューは中華そばのみという攻めの姿勢に驚く。店主の今までのコンサル経験への新たな挑戦に注目だ。

「中華そば」(税込 700円)は、醤油や昆布をベースにしたチャーシューの煮汁をお湯割りにする、昔の屋台風の味。豚チャーシューの旨味が効いたスープと喉越しのいい細麺で、懐かしさも極まる仕上がりに。隠し味のおろしタマネギが優しい甘味の決め手だ。運がよければ裏メニューに会える。


■中華そば こまみ / 住所:愛知県名古屋市北区水草町2-55-1 ユリトロ水草 / 電話:090-3257-3313 / 時間:11:30~14:00、18:30~20:00 / 休み:水曜、夜は不定休
丼を埋め尽くす圧巻の焼豚に心を奪われる!
「焼豚ラーメン 弥太郎」(愛知県豊川市)は、趣味でラーメンを食べ歩く染物店店主が、好きが高じてオープンした店。15年以上かけて食べ歩いたなかで最も大好きな焼豚ラーメンを研究し、店長の藤井さんと2人で味を作り上げた。ラーメン好きをくすぐるポイントが満載だ。

「肉増しラーメン」(税込 1000円)にのった焼豚は、丼にトッピングしてからバーナーで炙るのがポイント。これにより焼豚の脂、甘味、タレがスープに交じり、コクが増してくる。スープは鶏ガラだけで抽出しているので、ガッツリした見た目に反して食べてみると意外とあっさり。

■焼豚ラーメン 弥太郎 / 住所:愛知県豊川市久保町葉善寺28-3 / 電話:0533-95-1546 / 時間:17:00~24:00(LO 23:30) / 休み:日曜、不定休
東海ウォーカー編集部
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