世界で大人気のデジタルアートで幻想的に！京都の世界遺産・二条城で「FLOWERS BY NAKED 2019」開催

2019年10月29日

関西ウォーカー

元離宮二条城(京都市中京区)で10月26日(土)、花の体感型アート展「世界遺産登録25周年記念 FLOWERS BY NAKED 2019 ―京都・二条城―」が始まった。

全国各地でプロジェクションマッピングを手掛けていることで有名なネイキッド(東京都渋⾕区)が企画・演出・制作。「FLOWERS BY NAKED」は、これまでに東京（日本橋）・名古屋・沖縄・香港などで開催された人気イベントで、二条城での開催は昨年に続き2回目となる。二条城では、歴史的建造物でのプロジェクションマッピングなどで幻想的な空間を演出する。

今回のテーマは「鳳凰」。重要文化財の唐門や、国宝の二の丸御殿でのプロジェクションマッピング、重要文化財の台所で華道家元池坊とコラボレーションした生け花とデジタルアート、二の丸庭園のライトアップなどを展開するほか、新たに内堀でのプロジェクションマッピングも加わった。そのほか、オリジナルグッズの販売や花みくじも扱う。

ネイキッドの村松亮太郎代表は「FLOWERS BY NAKEDという作品はいろんな場所に広がっているが、まったく同じものをやっていることはない。二条城では、二条城ならではのもの。特にここは屋内、屋外、どちらも使うのことは他ではやっていない。今回は唐門に描かれている鳳凰を題材にした。二条城でやることに意味があり、一介のブームで終わるものではなく何年も続けて、二条城の彩の一部に、現代ならではの彩を加えながら育ってくれれば。今年は広くなって去年以上にパワーアップしているので楽しんでほしい」と呼び掛けた。

■世界遺産登録25周年記念 FLOWERS BY NAKED 2019 ―京都・二条城― ＜期間＞2019年10月26日(土)〜12月8日(日) ＜開催時間＞17:30〜22:00(入場開始 17:45 / 最終入場 21:00) ＜場所＞元離宮二条城（京都市中京区二条通堀川西入二条城町541）＜入場料金＞大人（中学生以上）1,400円、小学生800円

新城重登