新感覚”リノベカフェ”に注目!そば屋を改築した奥渋谷のコーヒーショップとは

東京ウォーカー

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近年では、昔ながらの「レトロ喫茶」や定額制の「サブスクカフェ」などが流行したカフェ激戦区・東京。現在発売中の「東京ウォーカー3月号」では、カフェ事情に詳しいライター・喫茶写真家の川口葉子さんに最新のトレンド情報を聞き、2020年に注目したいカフェを11のキーワードに沿って紹介している。今回は、元々あった建物を利用した「リノベーションカフェ」の中から、モダンなコーヒーショップ「Beasty Coffee[cafe laboratory]」(代々木公園)をピックアップ!<※情報は東京ウォーカー2020年3月号(2月20日発売)より>

喫茶店の伝統を受け継ぎ、あえてのホロ苦コーヒーで勝負


「リノベーションカフェ」とは、もともとは別の用途で使われていた建物をリノベーションして生まれ変わらせたカフェのこと。モダンでスタイリッシュなビジュアルを持ちながらも、街の景観になじむたたずまいが魅力。新しさと懐かしさが同居した空間となっている。

店内は落ち着いたリラックスできる雰囲気


奥渋谷のコーヒーショップ「Beasty Coffee[cafe laboratory]」は、デザイン家電ブランドamadanaが手がけ、2019年9月にオープンしたリノベカフェ。このカフェのウリは、バリスタが一杯ずつ丁寧にいれるドリップコーヒー(税込500円)。浅煎りシングルオリジンがブームの今、日本の喫茶文化の味を引き継ぎ、あえて中深煎りのブレンドにこだわっている。コーヒー豆にはシングルでも通用する質のよいものを使用。

店の奥に置かれた2台の小型ロースターはテスト焙煎で使用


新メニューの「カカオエッグタルト」(税込300円)は、人気店ナタ・ デ・クリスチアノとカカオ専門家の太田哲雄さんとのトリプルコラボ商品。訪れた際にはぜひ味わいたい。

【写真】カカオ専門家とのコラボで生まれた特製「カカオエッグタルト」


リノベーションしたポイントにも注目


奥渋谷にたたずむモダンな外観


カフェのある場所は元は大衆的なそば店だった。リノベーションにあたり、シンプルモダンなデザインに刷新している。窓が大きく開放的な外観だが、店内は落ち着いたムードで居心地がよく、ゆっくりと憩いのひと時が過ごせる。

<住所:渋谷区富ヶ谷1-19-3 / TEL:03-6804-8101 / 時間:9:00~19:00(LO) / 休み:なし / 席:20席(禁煙) / 駐車場:なし / 交通アクセス:東京メトロ代々木公園駅、小田急電鉄代々木八幡駅より各徒歩5分>

多様化するカフェ業界の気になるトレンド、リノベカフェに今後も注目していきたい。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となる場合があり、表示価格と異なる場合があります。

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