「オネェ全員に観てほしい!」“ゲイ人”楽しんごが『Praybeyt Benjamin』を大絶賛!

東京ウォーカー(全国版)

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「第4回沖縄国際映画祭」7日目を迎えた3月30日、沖縄コンベンションセンター・シアター2で『Praybeyt Benjamin』の上映前に舞台挨拶が行われ、ウェン・V・デラマース監督、クリエーティブディレクターのクリス・G・ガズメン、スペシャルサポーターとして“ゲイ人”の楽しんごが登壇した。

『Praybeyt Benjamin』は、勇ましい軍人の血を引く名家の出であるベンジャミン・サントス8世がゲイであることを隠して入隊し、ミッションとして誘拐されたおじいちゃんを救うというフィリピンのコメディー映画だ。

作品を観た感想を聞かれたスペシャルサポーターの楽しんごは、「フィリピンの映画は何度か観たことがあるんですけど、もう本当に面白くって面白くて泣けて笑える作品です。共感できる部分がたくさんあったので2回観ちゃいました!」と大絶賛。さらに「(主役のキャラクターが)僕と似てるんですよねー。好きな男の子のタイプとか。男らしくしなきゃいけないのに女の子っぽくなっちゃうみたいな。転んだら『あんっ!』って言っちゃうところとか」と興奮気味に話していた。

また、沖縄を満喫しているかとの問いには、「沖縄はタイプの子ばっかなんですよ。野球部の子とか。あ、実は僕、今ボウズなんですけど、見せましょうか? これで歩いてると僕も野球部みたいなんですけどね」と、おもむろにカツラを取って坊主頭を披露。「お似合いですよ~」とフォローするMCに、「ホントですか? これでピアス付けて歩いたらロンドンのレズビアンみたいとか言われるんです~!」と告白すると、観客一同大爆笑だった。

続いて、クリエーティブディレクターのクリス・G・ガズメンと共に登場した監督は、手を振りながら「Hello,Okinawa! Hello,World!」とあいさつ。司会から映画祭参加の感想を聞かれ、「ここに来れたことがとても光栄です。そしてここで作品を観れることが本当に光栄です!」と笑顔で話すと、観客から大きな拍手が送られた。

滞在中、どんな沖縄料理を食べたかと聞かれたクリエーティブディレクターのクリス・G・ガズメンは、「どれが沖縄料理か分からないですけど、日本料理はたくさん食べました!」とニッコリ。その様子を見ていた楽しんごが「僕、今日(の夜)空いてますよ!」と監督を誘うと、「あなた食べられたいですか?」とまさかの返事が。すかさず「食べられた~い♪」と甘えた口調で答える楽しんごに、観客たちも大喜びの様子。

また、ボウズにしてからモテるという楽しんごに、監督から「彼氏はいるの?」と質問が飛ぶと、「アタックはされてるんですけど、事務所に止められてるので…。結構厳しいんですよ~」と、意外にも真剣な答えが。すると見兼ねた監督から「もういいですよ!」と助け舟が出され、そのやり取りを見ていた観客は大笑いしていた。

さらに、この作品に込めた想いを聞かれた監督は「このストーリーは、どんな人種だろうと、宗教であろうと、何人であろうと、“受け入れる”ということをテーマにしてます」とコメント。すると、「やっぱり心臓の鼓動はみんな一緒ってことですよね~」と楽しんごが感慨深げな表情を見せる一幕も。

最後に、コメントを求められた監督は、「この映画を楽しんでもらえると光栄です。この映画で笑ってもらえると光栄です。そして、この映画が『最後に観たフィリピン映画』にならないことを祈っています」とあいさつ。続けて、楽しんごが「ミッツ・マングローブさんとかクリス(松村)さんとか、オネェタレント全員に観てほしい!」と締めくくり、最後まで笑いに溢れた舞台あいさつとなった。【東京ウォーカー】

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