21世紀初のターナー展が神戸市立博物館にて開催!現代にも通じる神業を見よ!

関西ウォーカー

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神戸市立博物館で明日1/11(土)からから4/6(日)まで開催される「ターナー展 英国最高の風景画家」に一足早く行ってきました。昨年10月から12月に東京都美術館で開催された際には29万人が来場。1986年、1997年に続いて今世紀では初めての3回目になるターナー展は高い関心を集めています。今回は世界最高のコレクションを誇るロンドンのテート美術館 クロア・ギャラリーから油彩35点、素描78点の計113点をセレクト、素描にはスケッチ帳3冊が含まれ、絵具箱も公開されます。

今回初めての日本公開になる「イングランド:リッチモンド・ヒル 摂政太子の誕生日に」「ヴァチィカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って 回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」「レグルス」は必見であり、前2作はサイズも巨大で、ほとんどテート美術館から持ち出されたことのない逸品です。夏目漱石の「坊ちゃん」で、教頭の赤シャツが瀬戸内海に浮かぶ島の松を見て「ターナー島」と名付けるシーンが出て来ますが、恐らく、そのイメージになったとされる「チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア」も見逃せません。

今回はターナーの最初期、10代に描いた作品や、異例の弱冠26歳でロイヤル アカデミー会員になり自然描写を極め、「崇高」を追求する絵画、イタリアを題材にしたもの、英国、ヴェネツィア、色彩と雰囲気をめぐる実験、後期の海景画、晩年の印象派さらに飛び越えて抽象派に至る現代絵画を予言するような作品まで、彼の複雑で豊かな画業全体が見渡せる構成になっているので、貴重な機会をお見逃しなきように!

●「ターナー展 英国最高の風景画家」開催概要

日程:2014年1/11(土)~4/6(日)

時間:9:30~17:30(土曜、日曜は19:00)、入館は閉館30分前

休館日:月曜日(ただし1/13開館、1/14休館)

場所:神戸市立博物館

入場料:一般1500円、大学・高校生1100円、中学・小学生600円

URL:http://www.turner2013-14.jp/

【取材・文=関西ウォーカー編集部/玉置】

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