ホテル併設も!高速1000円で賑わう“進化系SA・PA”
東京ウォーカー
渋滞や長時間運転の強い味方といえば、高速道路のサービスエリア(SA)や、パーキングエリア(PA)。トイレや食事といったイメージが強いが、最近は、“ETC1000円”の影響もあり、温泉やホテル付きなど、新しいサービスを展開するSA・PAが人気だという。
たとえば、温泉施設「ハイウェイ温泉 諏訪湖」を併設するのは、中央自動車道の「諏訪湖SA(上・下)」。上諏訪温泉からひいたアルカリ性単純温泉で、湯に浸かりながら眺める眺望も魅力のハイウェイ温泉だ。
特に下り線は、同月前年比で利用客数が148.8%(8/12現在)を記録したという人気ぶり。「ETC効果もあり、かなり多くのお客様からお問い合わせいただいております。下り線では、春先より週末の閉店時間を21:00から22:00へ1時間延長しました」とは、テナントの担当者。上り595円、下り575円(ともに小人は262円)というリーズナブルな値段や、もの珍しさも手伝ってか、休日は、家族連れやグループの利用者が増えるという。
また、温泉どころか、高速道路を降りずにホテルに泊まれるというのは、東名高速道路「足柄SA(上)」。併設された、ホテル「レストイン足柄」には、シングル(6300円)やツイン(1万1550円)、和室(1万6800円)など、清潔で機能的な部屋がそろっているほか、サウナルーム付き風呂「足柄金時湯」や、休憩室なども完備。まさに観光地のホテル並みの充実っぷりなのだ。
「深夜のチェックインも可能で大浴場もあり、食事もエリア内で24時間食べられるので、ETC割引を賢く使いたい方や、どうしてもドライブに疲れた方に人気ですね」(同担当者)
8月第1週の週末は、前年比で利用客数132%という伸び率を記録した同ホテル。入浴・休憩のみもOKとのことなので、お盆のUターンラッシュの強い味方となりそうだ。
一方、もっと“手軽に”リフレッシュしたい人にオススメなのは、「コインシャワー」(10分200円)。東名高速道路の「中井PA(下)」や「鮎沢PA(上)」などにあり、意外に空いていて利用しやすいのもうれしいところ。盆や正月は家族連れが目立つが、利用する人が重なっても、10分程度の待ち時間ですむので、忙しいドライバーにも安心だ。
Uターンラッシュはもうすぐそこ。無理して渋滞をガマンするより、早めに出発して、“変り種SA・PA”で一息入れてみては? お盆の疲れも一気に癒されるかも!? 【東京ウォーカー】
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