マグロに和牛に高級魚!関西グルメライター推薦のレベルが高い回転寿司3選
関西ウォーカー
近年、大手チェーンを中心にメニューの質が上がっている回転寿司。今回は、そのこだわりでほかとは一線を画す、技ありな回転寿司店を厳選して紹介!店のセレクトは、関西ウォーカーをはじめとする、雑誌やテレビで活躍するグルメライター、高田 強が担当。マグロに和牛に、珍しい高級魚まで、ついつい皿を取ってしまう、旨い回転寿司がそろった!
職人の顔が見えるカウンターでバラエティ豊かな寿司を食べる!
尼崎で3店舗を構える回転寿司グループの中核店「廻鮮寿し丸徳 武庫之荘店」。広い駐車場を備え、週末はファミリーでにぎわう。鮮度のよさや手ごろさはもちろん、カウンター&テーブルを囲むように造られた、板場の職人に直接注文できるのも魅力。

ネタは上から、ピカピカの「アジ」(2貫195円)は、口の中で上質な旨味だけが広がっていく。見た目以上に身がしっかり入った軍艦「まぐろ中落ち」(2貫195円)は、ふんわりジューシーな味わい。しっかりと旨味が感じられる「まぐろ赤身」(2貫281円)は、少し甘めのシャリともベストマッチ。ふわふわの煮穴子がシンプルなタレと好相性な「穴子一本付け」(281円)は、1本でこの価格。

【1合ボトルの日本酒】1合サイズの飲みきりボトルで楽しめる地酒をそろえる。1合で465円はかなりお値打ち。

【揚げものも激安!】サーモンやハマチなどの切り身が入った大ぶりのかきあげは195円。ほかの揚げものも激安。

「通し営業で、平日の14時~17時ごろであれば待たずに入店いただけます」と、店長の増田成利さん。
工夫をこらしたメニューで常連客を喜ばせる!
弁天町のオーク200内にある「回転寿司 新竹」では、良質なネタのにぎり寿司が破格値で楽しめる。正統派のにぎりはもちろん、「はまち腹身のあぶりにぎり」(2貫324円)や「焼肉巻き」(540円)など、形にとらわれない斬新なメニューも数多くある。

ネタは上から、ふんわり食感の「九州産和牛3種(ミスジ、バラ、炙ユッケ)」(648円)は、シャリとの相性も抜群のミスジなどが3種。エビ好きにはたまらない「えび3種(生えび、大えび、赤えび)」(432円)。食べてわかる甘味や食感の違いが楽しい。本まぐろの旨味は別格の「まぐろ3種(本まぐろ中トロ、赤身、鉄火巻き)」(540円)は、全く違う食感と味わいの3種を一度に楽しめる。

【平日ランチは超お得】寿司10貫に細巻き、天ぷら盛りが付いた「満腹ランチ」(1782円)など、お得なセットや丼がそろう。

【炙りメニューはグリルを使用】「風味を大切にしたい」と炙りメニューはバーナーでなく、グリルを使うなど、丁寧な仕事ぶり。

「和牛3種は原価率70%ほど。(お店には)厳しい…ですが、ファンが多いので頑張って出してます!」と、店長の磯山卓美さん。
聞いたことのない名前の旨い魚が豊富にそろう
大阪でもコスパの高さが抜群な庄内の店らしく、お手ごろなネタがそろう「漁場直送回転寿司 ぶっちぎり!!!」。注目を集めるのが銘魚にぎり。市場に出回りにくい珍しいネタが店内を回り、高級魚に匹敵する旨さのものも多く、舌の肥えた客が集まる。

ネタは左上から時計回りに、スッキリとした味の白身魚「スギ」(1貫118円)は、ギュッと噛み締めると旨味が広がる。「ミノカサゴ」(1貫216円)は、ヒレに毒を持つ外見とはうらはらに、味わい深くバランスのよい旨さ。「ウスバハギ」(1貫216円)は、カワハギ特有の淡泊ながらプルンとした身が、甘めのシャリと好相性。食べられる機会が増えた高級魚「あこう」(1貫324円)は、旨味の凝縮ぶりが抜群にいい!

【鯛だけで5種類以上!】イソアマダイ(奥)、黒鯛(右)、コロ鯛(左)各118円のほかに活鯛、甘鯛と、鯛だけで5種もそろう!

【自慢の銘魚は毎日産地から】高知から届いた、姿はサメで味はカンパチのようなスギなど、日本各地から珍しい魚が届く。

「銘魚にぎりは通常4~7種類。魚好きの方に、ぜひ味わっていただきたいです」と、総支配人の植村茂男さん。

「その昔、金沢の台所・近江町で食べた回転寿司のレベルの高さに驚き、また今回の取材で関西にも旨い回転寿司があったことに深く感動!」と、“旨いもん魚(ウォ)ッチャー”高田。新たな発見を通して、関西のクオリティの高さを痛感したようだ!【関西ウォーカー編集部】
編集部
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