長円寺の紅葉
樹齢100年を超えるカエデの参道が真っ赤に色づく古刹
長野県茅野市玉川穴山にある長円寺は、1649年に開かれた真言宗智山派の古刹。諏訪藩主が参詣した「三薬師」の一つで、明治の廃仏毀釈の際に諏訪大社上社から移された薬師如来立像を祀る薬師堂は、茅野市の文化財に指定されている。山門へ続く参道には樹齢100年を超えるといわれるカエデが並び、例年10月下旬から11月上旬にかけて真っ赤に色づくことから「信州の紅葉寺」とも呼ばれる。2026年は佛法紹隆寺、温泉寺、諏訪大社下社秋宮とともに「諏訪紅葉三山一社めぐり」を10月31日(土)から11月15日(日)まで開催。4社寺それぞれで異なる期間限定御朱印が用意され、秋の行楽シーズンは多くの参拝者でにぎわう。
見どころ
枝を大きく広げたカエデが頭上を覆う参道は、晴れた日には日差しが葉に透けて真紅のトンネルのような眺めに。境内の池のほとりには慶応2年(1866年)に落慶した石仏百体観音が並び、西国・坂東・秩父の観音霊場の本尊を写した石仏を紅葉越しに望む構図は撮影ポイントとしても人気がある。茅野市の天然記念物に指定された菩提樹もあわせて見ておきたい。期間中の土日と11月3日(祝)は日没から20時までライトアップを実施し、照らし出された参道や境内に加え、百体観音の前にはろうそくがともされ、昼とは違う静かな表情を見せる。11月13日(金)には讃祷歌の合唱会「もみじの中で歌う会」も開かれる。
天気情報提供元:株式会社GRIFFY
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