香月泰男の版画作品の全容を紹介
生涯に150点を超える版画作品を残した香月泰男。その版画には香月氏が「ここが私の地球」として愛したふるさと、山口県三隅村(現 長門市)の草花や生き物、動物園の動物たち、海外旅行先の風景などが描かれている。香月氏が油彩やスケッチなどで描いたモチーフが版画に転用されているものもあり、画家の表現の広がりをあらためて感じる作品群となっている。今展では、リトグラフ、エッチング、木版、それぞれの持ち味を活かして描かれた版画作品が飾られる。
見どころ
日本美術史を代表する洋画家、香月泰男の版画展が開催。ふるさとの自然や家族、日常を題材とした作品などさまざまな画風の版画を、前期と後期で存分に味わうことができる。
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