世界遺産のパワースポットを巡る!熊野古道で癒しの旅

2020年9月4日 14:34更新

関西ウォーカー

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紀伊半島南部にある「熊野」は、滝や岩などの自然に神が宿るとして崇める自然崇拝の聖地で、訪れるだけで癒される特別な場所。

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社・那智山青岸渡寺の「熊野三山」に続く熊野古道の田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)などのルートは「熊野参詣道」と呼ばれ、その一部は熊野三山、高野山、吉野大峯の3か所の霊場を含めた「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録されている。

今回、参詣道の中でも歩きやすい大門坂ルートをご紹介。時の実力者をはじめ、古より数多くの参拝者が歩いた道を歩き、悠久の時の流れを感じよう。

世界遺産に登録されている神聖な参詣道

凜とした空気に包まれる大門坂。聖地である「那智山」へと全長約600m、高低差約100mの石畳が続く/熊野古道 大門坂


古来よりもっとも多くの参拝者が歩いたとされる熊野古道・中辺路の一部である大門坂は、杉木立ちの中に石畳の道が続き、熊野詣の最終目的地「熊野那智大社」へと続く人気のコース。

「夫婦杉」近くにある「大門坂茶屋」では平安衣裳の着付体験(1人~/2000円~)もあり。旅の思い出にぜひ!/熊野古道 大門坂


「大門坂」はその昔、坂の到着地点に大きな門があったことからこの名で呼ばれ、関所跡や霊場への入口と言われる「振ヶ瀬橋」、樹齢約800年の「夫婦杉」など見所も多い。苔むした石畳をのんびり歩けば、古の時代にタイムスリップしたような気分を味わえる。

■熊野古道 大門坂 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

【体験DATA】大門坂で平安衣装体験 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々392-4 電話:0735-55-0244(大門坂茶屋) 時間:9:00~16:00(15:00までに申込)※7名以上は要予約 料金:モデルコース1時間2000円、体験コース2時間3000円

多くの信仰を集める熊野那智大社

熊野那智大社の拝殿前には、日本一の大きさと言われる巨大おみくじがある。大吉を引き当てて、日本一の幸運を手に入れよう!/熊野那智大社


熊野速玉大社、熊野本宮大社と並ぶ熊野三山の一つで、熊野詣の最終目的地として古来より多くの人々の信仰を集めている。玉垣内には6つの御本殿があり、右から四つ目の御社殿に、主祭神の熊野夫須美大神(イザナミノミコト)がまつられている。物事をよりよい方向へ導くと言われ、日本サッカー協会のシンボルにもなっている八咫烏(やたがらす)を祀る「御縣彦社(みあがたひこしゃ)」にもお参りを。

■熊野那智大社 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 時間:参拝自由 休み:なし 参拝料:無料

1300年続く、西国三十三所巡礼の旅の第一番札所

熊野信仰の霊場として長い歴史を持ち、桃山時代の面影を残す/那智山青岸渡寺


一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三所第一番札所として定めたとされる名刹。本尊は仁徳天皇の時代にインドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、安置したと言われている如意輪観世音像だ。本堂は1590(天正18)年に豊臣秀吉が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残している。

朱色の三重塔と那智大滝との調和が美しく、人気のフォトスポットにもなっている/那智山青岸渡寺「三重塔」、熊野那智大社の別宮飛瀧神社のご神体「那智の滝」


■那智山青岸渡寺 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8 時間:5:00〜16:00、三重塔参拝は8:30〜 休み:なし 参拝料:無料(三重塔参拝料300円)

熊野の自然信仰のシンボル・日本一の那智の滝

「那智四十八滝」の一の滝。滝の右手には、和歌山出身の生物学者・南方熊楠が粘菌の採取を行った那智山原始林(国天然記念物)が広がっている/那智大滝


落差133mを誇る日本一の名瀑。熊野の自然信仰の象徴的な存在でもあり、熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として崇められている。滝の上流には「那智四十八滝」と呼ばれる数多くの滝が点在し、修験道の行場になっている。滝を間近に拝観できる「お瀧拝所舞台」では滝壺へと流れ落ちる迫力のある水音とミストを全身で感じ、神聖な気分を味わうことができる。大晦日にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に。

■那智大滝 住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山 時間:7:00〜16:30 休み:なし  参拝料:無料(お瀧拝所入料300円)

落ち着いた空間のカフェでほっと一息

ストロベリーソースのかかかったバニラアイスが添えられたアップルパイと紅茶のセット700円。単品はそれぞれ400円/カフェ コドウ


参詣の後は、大門坂バス停の近くになる古民家風カフェ「カフェ コドウ」へ。アンティーク家具でまとめられたセンスのいい店内にはソファー席も用意され、のんびりとした時間を過ごすことができる。大門坂を歩いた後、ひと息つくのもおすすめ。

店内にはカウンター席、ソファ席、テーブル席と、それぞれこだわりの家具を使用した多彩な席が用意されている/カフェ コドウ


ベイクドチーズケーキやアップルパイ、ガトーショコラなどの手作りスイーツを楽しむカフェメニューのほか、オリジナルカレーや日替わりランチなどもある。

■カフェ コドウ 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々3009-5 時間:11:30〜17:00(LO) 休み:月・火曜

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