神戸どうぶつ王国のハシビロコウはめっちゃ動く!「人に慣れてほしくない」と語る飼育員の真意とは?【会えなくなるかもしれない生き物図鑑】

東京ウォーカー(全国版)

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ハシビロコウの故郷・アフリカの湿地を再現した生態園で繁殖を目指す

――神戸どうぶつ王国では2021年4月、ハシビロコウ生態園 「Big bill」(以下、ビッグビル)をオープンさせた。これはクラウドファンディング「花と動物と人との懸け橋プロジェクト」により実現したもので、多くの人の希少動物を守りたいという願いが形になったものだ。

広大なハシビロコウ生態園Big bill。天井高は20メートルほどもある写真提供:神戸どうぶつ王国


「ビッグビル」は、その名の通りハシビロコウの生息域であるアフリカの湿地帯を再現したエリアで、国内のハシビロコウを飼育している園館では最大の広さです。外側はネットで覆われていて、高さは最大約20メートル。元々はバードパフォーマンスショーを行っていた場所で真ん中には大きな池があり、それをそのまま使用しています。

池の中の魚を狙うボンゴ写真提供:神戸どうぶつ王国


植物専門のスタッフがハシビロコウの生息するアフリカの湿地を再現するために、このエリアの植栽を行いました。生息地とリンクしているパピルスも植えられています。また、彼らの生息域は雨季と乾季に分かれているため、ビッグビルも雨季と乾季を再現できるよう人工降雨機を設置しています。

ハシビロコウ生態園Big billではアフリカの植生を再現。パピルスもある写真提供:神戸どうぶつ王国

Big billには人工降雨設備もある写真提供:神戸どうぶつ王国

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