【NMB48 衣装図鑑】『僕らのユリイカ』渡辺美優紀着用の衣装を徹底解説!「ザ・アイドル衣装が着たい」と小嶋花梨&原かれんが直談判!?

東京ウォーカー(全国版)

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“ザ・アイドル”の衣装にメロメロの2人!でも着られないのはなぜ?

ここからは、かれんたん、こじりん、松永さんによる対談タイム。こじりんはこの楽曲がきっかけでNMBに入ったと公言しているほどの大ファンで、「小島花梨=『僕らのユリイカ』にしたいくらい大好き」とのこと。かれんたんも撮影が始まったときから「着たい!」を連発していた。


原「このお衣装、大好き!王道アイドルですよね」

小嶋「こういう系着たいよね~」

松永「かれんたんやこじりんが着ると、脚が長すぎて、つんつるてん(笑)」

高身長の2人にトルソーの高さを合わせてみるとスカートの短さが際立つ


小嶋「こういうひらひらした形で、短いスカートの衣装って最近ないですよね。さっき存在を知ったこの魚の装飾ですが、これを入れようって思ったのはどうしてなんですか?」

松永「楽曲の世界感は保ちつつ、かわいいだけでなく、どこかにNMBらしい遊び心のあるテイストを入れられたらと。ポイントとなるバックスタイルの大きなリボンは尾ひれをイメージしていて、このお魚とリンクさせました。実はこれ、オリジナルプリントの魚の部分を切り抜いて、1匹ずつ立体になるように作っているんです。海底で熱帯魚が泳いでいるプリントの上に、立体の本物みたいな熱帯魚が泳いでる、というイメージです(笑)」

一つひとつ作られた魚の装飾は、生地の一部を切り抜いたもの。かわいさの中にユニークさを忘れない、NMBらしい装飾

ラメ入りの生地に熱帯魚が泳ぐオリジナルプリントを重ねている


小嶋「本当だ、すご!この時期は1ファンとしてNMBを応援していて、めっちゃ見ていた時期だけど、魚の装飾には気づかなかったです(笑)」

松永「あれれれ(笑)」

原「上手に付けてくれてはるから、そういう柄やと思ってました(笑)」

松永「じゃあ、この手首飾りは?サビの振りに合わせて、魚が泳ぐようになっているんです!」

小嶋「あ〜!そういうこと!?」

原「すごーい!知らんかった!」

スパンコールと熱帯魚付きの手首飾り

手首飾りを着けて熱帯魚を泳がせる2人。「かわいい~!」と大盛り上がり


小嶋「私、本当に『僕らのユリイカ』が1番好きな曲だから、この衣装着てパフォーマンスしたいってめっちゃ思うんですよね」

原「私も思ってました!」

小嶋「今年のリクアワにランクインしてなくてちょっと残念でしたね…もしかしたら着られるかな?って(笑)」

松永「たしかに、入ってませんでしたね。コンサートの定番だからかな?」

小嶋「シングルの衣装で着てないの、私は『僕らのユリイカ』ぐらいですね」

松永「同じくサイズが合わない『ヴァージニティー』とね。『オーマイガー!』は着ましたか?」

小嶋「生写真で着ました!」

原「このお衣装、黄色が入っているのは『みおりんさん(市川美織)がAKBと兼任されてからのシングルだから』って噂を聞いたんですけど、本当ですか?」

松永「その時期でしたね!」

小嶋「この感じは…噂だ(笑)」

原「噂やったか~(笑)。どこかでそう聞いたような気がして…」

松永「でも、たしかにこのイエローの色めは、みおりんの“フレッシュレモンイエロー”にこだわりましたね〜!生地を探したときに、なかなかイメージ通りのものが見つからなくて…。インパクトのある大きい尾ひれ風のリボンにしたかったから、最終的にヒョウ柄も入れてオリジナルでプリントしました。ヒョウ柄入りの“フレッシュレモンイエロー”のリボンです(笑)」

尾ヒレに見立てた、ヒョウ柄入りの黄色いリボン。ゆらゆら揺れる様は熱帯魚が泳いでいるよう


小嶋「このリボン、かわいいですよね。最近、時代的にこういうお衣装減ってきてるじゃないですか。“ザ・アイドル”みたいな」

原「この連載のゲストに来てくださるメンバーが、王道アイドルみたいな、昔のお衣装みたいなのも着てみたいって言うんですよ」

松永「すごくうれしいですね。これも、9年前のだいぶ古い衣装です」

小嶋「その時代のアイドルの衣装が憧れというか、本当にかわいかったから。K-POPが人気になったり、時代的に流行が変わってきて、最近はスタイリッシュなのが多いですよね。でも、やっぱりアイドルなんで。こういうのも着たいです」

光が反射するスパンコールが散りばめられ、まるで水面のように輝く

髪飾りにも魚が付けられている。オリジナルプリントされたさわやかなブルーのヒョウ柄生地と、オーロラに輝くストーンの装飾もポイント


松永「みんな今っぽいのを着たいのかな?って思っていたから、そういう意見を聞けるのはありがたいですね」

小嶋「『らしくない』とか、ああいう王道なのもいいですよね」

原「このお衣装、初めて見たときから絶対着たいと思っていて。NMBのオーディションを受けてるときにいろんな曲を聞いたりMVを見たりしていて、『これ着たい!』って思ったお衣装の1つなんです」

砂浜で拾った貝殻で作ったような夏らしいネックレス


松永「そんなに言ってもらえると思ってなかった…。うれしいから着ましょう!(笑)」

原「あ、でも私たちは特に丈が足らない説が…(笑)」

小嶋「あかりさん(吉田朱里)の衣装なら着られるかも…。あの時代はメンバーの平均身長が低いですもんね」

松永「最近のメンバーは背が高くて、さらに脚が長いからね。ちなみに、2人は新しく作るアイドルっぽい衣装じゃなくて、昔の衣装が着たいんですか?」

前はかわいく、後ろ姿はセクシーに。夏らしい水着っぽさも感じられる。後ろが閉まらないおなじみの展開に「すごーい!」とこじりん


小嶋「もちろん昔のも着たいけど、新しい衣装でアイドルっぽいのも着たいですよ」

原「着たい!」

松永「え、これから作る新しい衣装も、王道アイドルっぽいのでいきたい?」

小嶋「はい!」

松永「えっ!ほんとに!?」


小嶋「そんなに意外ですか?(笑)」

松永「意外です!『過去の衣装が着たい』っていうのは聞くけど…」

原「みんな、“ザ・アイドル”したいんですよ~」

小嶋「今ってアイドルさんがすごく増えたけど、“ザ・アイドル”の衣装のグループって逆にいらっしゃらないから。ドレスみたいなボリュームがあるスカートは多いけど、ひらひらした短いスカートを履いている方はなかなかいないんですよね」

原「昔の着せ替えのゲームから飛び出したみたいなアイドル感のあるお衣装だから、非日常感があっていいんですよね」

松永「全体衣装がこんな感じでもいいの?」

小嶋「いいです!」

原「みんなで着たら絶対かわいいですよ!」

松永「そうかぁ。参考になりますね…」


小嶋「今はメンバーの年齢層も幅広いから、全メンバーが着られる衣装ってなると、こういうアイドルっぽいのが減っていっているじゃないですか」

松永「よくわかってるなぁ(笑)」

小嶋「でもみんな着たいって言っているし、着こなせると思いますよ」

松永「こんな、『僕らのユリイカ』みたいなふわっふわのでも?」

小嶋「着たいし、着こなします!」

原「うんうん!いけますよ!」

小嶋「あ、でも、『恋と愛のその間には』とか『欲望者』とか、そういうのを踊ろうってなると難しいと思うんですけど(笑)」

松永「そうなの。そこまでわかってくれてるんだ!(笑)。最近はかっこいい曲が多いから、どうしてもね」


小嶋「でも、生写真の撮影で『僕がもう少し大胆なら』の衣装を着たときに、めちゃかわいい!って思いました。制服衣装も最近はないですよね。ミニスカで、トップスがピチッとしていて、丈感がめっちゃかわいくて。『この衣装、ずっと着ていたい』って言ったぐらい」

松永「コンパクトサイズの制服みたいな感じですか?」

小嶋「そうですそうです!私はパンツスタイルの衣装を用意していただくことが多くて、それもすごくうれしいんですけど、やっぱり制服衣装やふわふわスカートも好きなんですよ」

松永「すごく勉強になりました(笑)。こじりんまでそんなふうに思ってると思ってなかったな」

小嶋「せっかくこの連載で衣装についてお話させていただく場があるので、これを機に、メンバーみんなの意見を吸い上げた衣装もぜひお願いします!」

松永「この連載でも、いろんなメンバーから『ヒョウ柄のかわいい衣装が着たい』って聞いているんです。事情としては、まさにさっきこじりんが言ってくれた、年齢層のことや曲調のことがあって。 白×青ライン衣装 とかは大人っぽいメンバーもガーリーなメンバーも着られるっていうことを考えて作っています。楽曲もどちらでもいける衣装となると、結構限られるなって。でも、考えてみます!ありがとう!」

原「スカートといえば、『僕らのユリイカ』の衣装はスカートが短かったから、中が見えても大丈夫なように派手なアンダーパンツなんですか?」

松永「そうです。当時のメンバーは平均身長が155センチくらいだったから、背が高くないからこそ、バランスを考えて丈も極力短めにして、しっかり脚を出してきれいに見えるように。ちゃんと自分のスタイルをわかっていて、自分でプロデュースするメンバーが多かったので、本当に感心しましたね!なので、それに応えてサイズが小さいうえにさらに短めになっています」

アンダーパンツもオリジナルプリント


小嶋「なるほど。私たちが着られるわけがないな…(笑)」

原「ね…(笑)」

松永「『オーマイガー!』のときも『スカート短くしたい』ってメンバーは言ってたんだけど、そのときは『あの衣装でスカートが短すぎると逆にアンバランスに見えちゃうね』って言って、ちょっと長めの丈なんです。だからこじりんも着れたんですね(笑)」

小嶋「そういうこともあるんですね。でもやっぱり、短いのがかわいい!踊ったときにお尻がぷりぷりする感じが好きですね」

原「わかります!それだけで、まさにアイドル!って感じになりますよね」


松永「キャプテンの小嶋さんがこう言ってくださっている間に、そういうのを作っておかないとですね(笑)。えっと、ヒョウ柄でフリフリで?」

小嶋「色はさわやかで…パステルまでいかなくても、かわいらしいカラーで」

松永「もしそういう衣装を見てファンの方が『どうしたNMB!?』ってなったら…(笑)。こじりんが『私が言いました!』って言ってくれる?(笑)」

小嶋「もちろん、言います言います(笑)」

松永「うそうそ、ありがとう(笑)。ファンの方も衣装をしっかり見てくださって、『NMBっぽいのがいい』っていう意見が多いから、両方を生かせる衣装を考えたいですね」

小嶋「ファンの方もアイドルっぽいの、見たいと思います!」


2人の“アイドル衣装”への思いが聞けた今回。松永さんも新たな発見があったようで、今後作られる衣装がさらに楽しみになる対談だった。8月の連載は休載。9月はれいこちゃんが案内人となり、とある1期生のメンバーの卒業シングルの衣装を紹介する。それもまた、こじりんやかれんたん、れいこちゃんをはじめみんなが憧れるふわふわアイドル衣装だ。お楽しみに!


取材・文=上田芽依
撮影=福羅広幸

【松永麻里 プロフィール】
東京生まれ。1995年に大妻女子大学短期大学部家政学科卒業。
奇抜な衣装とメイクでパフォーマンスユニットとして活動後、2010年12月よりNMB48の衣装を担当。現在は吉田朱里など、卒業したメンバーのスタイリングも行っている。

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