現役女子大生タレント・中川紅葉が目指すバンドマンの形とは?「バンド好きの方以外にもロックのよさを知ってもらいたい」/ココロすっぴん#19
東京ウォーカー(全国版)
ライブハウスに足を運んでくれること自体、意味があって幸せなこと

そもそも大学1年生の時にミスコンに出たのも、「一般の大学生がバンド活動していても誰も見に来てくれないだろう。そのためにまずは個人の名前を知ってもらわないと」という少々打算的な考えからでした。
音楽をするために、いやライブをするために、そして作るからには人に届けるために、と考えて辿り着いた先が「音楽以外の所でアプローチをかけること」、そして「音楽のためにどれだけ他で頑張れるか/犠牲にできるか」でした。楽器が天才的に上手いとかでない限り、バンド界隈だけで上を目指すのは至難の業で、だったら自分の武器のカードを増やして音楽界隈に乗り込めばいいのでは?と思ったからです。

と、こんなことを言っていると、音楽をひたすら突き詰めている方に「甘い」とか「アイドルみたいなことするな」とか言われてしまいます。でも別にいいのだ。ある程度、予想はしていました(笑)。
(ここからは、ロック、いや青いなと笑っていただければと思うのですが)私を知ってくださる入り口がどこであろうが、ライブハウスに来てくれたら勝ちだと思っています。「音楽がかっこいい!と思ってライブにきました」と言われてなんぼ、というのも分かるのですが、「中川を知って、ライブハウスに来てみました」は個人的に大変うれしいのです。

というのも、ライブハウスがどれほど敷居が高いものか、そして怖いイメージがあるか分かるから。それを乗り越えて足を運んでくれたということ自体、とても意味があって幸せなことだし、本来バンドとは縁がなかった人たちがロックという音楽に出会うことの方が何倍も意味があると思いたいのです。
ロックでかっこよくてライブキッズが押し寄せるバンドは、もちろん素敵で憧れはありますが、それは誰かに任せればよくて、普通のバンドファンとは違うお客さんにもロックのよさを知ってもらうことが私たちの、いや私の目標です。

【ヒトコト】
ずっと前にラジオで好きなバンドの話をただひたすらし続けるというコーナーをした時に、きっとこの話に共感している方は2人もいないことを察し、それから全然話してきませんでした(笑)。
最近はハマってる曲を載せるとすぐに聴いてレポをくださる方が多く、味を占めてプレイリストをよく更新してしまいます。是非みなさんの好きな曲も教えてくださいな。
(毎日n.SSignの「SPICE」を聴いています。ロビンくん、デビューおめでとう!実は関コレの控室のモニターで見ていました。夢を叶えた姿、とても輝いていました!これからもずっと応援してます。)
<衣装協力>
オーバーオール 3,850円/原宿シカゴ竹下店 タンクトップ、ビーチサンダル/スタイリスト私物
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