現役女子大生タレント・中川紅葉を生み出した“女子高”という環境「人生で一番、人の目を気にせず生きてた」/ココロすっぴん#23
東京ウォーカー(全国版)
高校時代は本当に楽しかったけど、戻りたいとは思わない

高校では他校の友達とバンドを組んだり、その中には男子メンバーもいたし、髪の毛はブリーチして茶髪だったし(入学当初、水泳の塩素で髪色が抜けていて、その流れで茶髪にしてもバレなかった)、制服をSNSに載せるなと何度も反省文を書かされ母を困らせたり、スカートを改良して短くしたり、授業中バレないようにおにぎりを食べる謎選手権を一人開催してみたり。人生で一番、人の目を気にせず自由に伸び伸び生きていたように感じます。
高3の担任の先生が卒業式で「高校生を思い出してあのときが一番楽しかったと思わないように生きてください」と言っていたのを思い出して、これを書きながら、なんだか少し居心地が悪くなる。やりたいことを自由にできたのはもしかしたら女子校だったから、なのかもしれないですね。

人生で何度か、この言葉がふと出てくる瞬間があります。落ち込んだときに特別思い出すわけではなくて、逆に楽しいときとか何も変わらない日常の中で。決まって毎回「高校時代は本当に楽しかった。でも、戻りたいとは思わない」と感じるのです。きっと、今がどん底でも、戻りたいとは思わないんだろうな。とにかく楽しかった思い出よりも、大人になって色んな壁や悩みがある今の方が生きてる気がする、からなのか。楽しかったけど今ほど乗り越えたい挑戦みたいなものもなかったからなのか。難し〜。
で、何の話だっけ。ああ、女子校は自立した強い女の子が生まれる場として、私は結構気に入ってます。でも、自分に女の子ができたら、絶対共学にいれます。何故かって?そりゃ娘の友達の男子達から「お前のお母さん可愛いよな」って言われたいから。それだけです。

【ヒトコト】
久しぶりにすんごい長いエッセイを書いて提出したらまさかの2話に分割になりました。個人的に、あーなんかダラダラと書いてしまったな、と思う文章が意外とよかったりするらしい。まだまだそこらへんのラインが分からない。分かりたい。
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