現役女子大生タレント・中川紅葉を生み出した“女子高”という環境「人生で一番、人の目を気にせず生きてた」/ココロすっぴん#23
東京ウォーカー(全国版)
青山学院大学に在学する現役女子大生で、演技やバラエティなどマルチに活躍している中川紅葉さんによるエッセイ連載「ココロすっぴん」。かなりの読書家で、大学生・タレント・インフルエンサーなどのさまざまな顔を持つ彼女が日々感じたことを、忖度なく書き綴ります。第23回では、紅葉さんが育った女子高について振り返ってみました!
#23「女子校ってどんなところだと思う?」
「私、女子校育ちなんですよね」そう言ったときの反応としては「え〜女子校!どんなところなんですか?」が正しいと思う。決して「紅葉ちゃんは女子校育ちぽいよね!分かる!」ではない。あんた絶対私のこと中身おじさんだと思っただろ、と心の中で察します。
女子校と聞くとどんなイメージを持つのでしょう。少し前までは、清楚・純粋無垢・厳か、などが世間の見方だったように感じますが、最近は女子校=中身がたくましい女の子に育つイメージが強くなっている気がします。
男性の目がないから「恥ずかしい」とか「きちんとしていないと引かれる」といった緊張感がないというか。私は異性の目があろうといつでもそんなに緊張感はないし、そこまで異性にモテようと思ってないのでなんでもいいんですけれど。とは言え、やはり女子だけだと確実に「ピー」が入るであろう話とか(小学生でも笑わないレベルの下ネタ)、オタク話にはかなり花が咲くと思います。
私は小学校から高校まで12年間、六本木の一貫校に通っていて、今でも麻布十番や六本木ヒルズら辺に行くと心が落ち着きます。六本木をホームだと感じるなんてどんな学生だよ、という感じですが、寄り道も禁止の学校だったし特に街の思い出はない。それでも、今でもなぜか安心する大事な場所です。
先生方が絶対に見ないように検索避けとして、このエッセイでは学校名は伏せてお話を続けますね。気になる方はWikipediaで検索してください(笑)。
私の通っていた学校は、いわゆるお嬢様学校と言われるそれなりに有名な学校だったし、噂によると都内で制服が一番可愛いで有名だとか。文化祭も完全招待制で、一言で言うと、もし自分に息子がいて彼女がこの学校を卒業していると言ったら、多分そんなに変な人じゃないと安心できると思う。自分で言うのかという感じではある。よく12年も通わせ続けてくれたなと、両親には感謝しています。
今考えたら、私の学生生活は途中から破天荒ガールに変化していったように感じます。小学校から中高に上がる際に校舎が変わって、キラキラJCになろうと試みるも成績は190人中180位。夏休みは水泳と補習の日々で、友達と遊んだ回数は2回くらいのモブ中のモブ中学生。そんな中、都心に引っ越したのを機に、そろそろ見た目や人生を考え直さなきゃと思い始めたような気がします。(壮大)
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