”ロック様×ヘタレ”が新鮮すぎる!「ジュマンジ」の続編が22年ぶりに登場<連載/ウワサの映画 Vol.27>

2018年3月30日 9:00更新

東海ウォーカー おおまえ

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1996年に大ヒットしたアドベンチャー大作「ジュマンジ」。22年もたって、「なんで今(さら)?」な気がしないでもない続編「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の登場です。ボードゲーム「ジュマンジ」がテレビゲームへとバージョンアップしてますよ~。「そんな昔の映画、知るかっ」という世代もご安心を。すっかり別物なんで予習の必要もナシです。ロック様ことドウェイン・ジョンソンを「かわいいっ」と思える貴重な体験をはじめ、高校生たちがゲームキャラに入り込む"ボディスイッチング"によるギャップが、とにかく反則的なおもしろさ!

少年少女が入り込むゲームキャラ。左からフィンバー(=フリッジ君)、ブレイブストーン(=スペンサー君)、ラウンドハウス(=マーサちゃん)、オベロン(=べサニーちゃん)

少年少女が入り込むゲームキャラ。左からフィンバー(=フリッジ君)、ブレイブストーン(=スペンサー君)、ラウンドハウス(=マーサちゃん)、オベロン(=べサニーちゃん)
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物語のはじまりは1996年。父親が拾ってきたボードゲーム「ジュマンジ」を、高校生の息子は「古くせぇ」と無視。ある夜、ゲームの箱から太鼓の音が響き、息子が箱の中から見つけたテレビゲームのカセットをマシンにセットした途端…、なにかが起こった!!ーーーそして、現代。学校で居残りをさせられていた4人の高校生が、古いテレビゲーム「ジュマンジ」を地下倉庫で発見します。プレイするキャラクターを選んで遊び始めた瞬間、全員、ゲームの中に吸い込まれちゃった…!気が付くとそこはジャングルで、選んだゲームキャラの外見に変身してる(焦)。キャラがもつ能力&弱点も得てビビる4人に託されたのは、呪いをかけられたジュマンジの世界を救うこと。各自のライフは3回…、彼らはスキルを駆使してゲームをクリアし、現実世界に戻れるのでしょうか…?

それぞれ問題行動を起こして居残り中なのに、ゲームに手を出す不マジメ高校生たち。左から、まさかのロック様化をとげるスペンサー君に、フリッジ君、マーサちゃん、べサニーちゃん

それぞれ問題行動を起こして居残り中なのに、ゲームに手を出す不マジメ高校生たち。左から、まさかのロック様化をとげるスペンサー君に、フリッジ君、マーサちゃん、べサニーちゃん©2018 CTMG. All Rights Reserved.

ヘタレなゲームオタクのスペンサー→勇敢なムキムキ冒険家・ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、頭が悪いアメフト部スターのフリッジ→小柄な動物学者・フィンバー(ケヴィン・ハート)、セルフィーに忙しい自分大好き美少女・べサニー→地図専門家のデブおやじ・オベロン教授(ジャック・ブラック)、友達ゼロのガリ勉女子・マーサ→セクシーな女戦士・ラウンドハウス(カレン・ギラン)ってな具合にスイッチング。とはいえ高校生たちの人格はそのまんま。よって、そのアンバランスな言動や仕草にいちいちプププッ…!

悪党ヴァン・ペルト(前作と同名ですが、別人)が伝説のジャガー像の眼から”聖なる宝石”を奪ったため、呪われたジュマンジ。ゲーム案内人が奪還した宝石を元に戻せばゴール!

悪党ヴァン・ペルト(前作と同名ですが、別人)が伝説のジャガー像の眼から”聖なる宝石”を奪ったため、呪われたジュマンジ。ゲーム案内人が奪還した宝石を元に戻せばゴール!©2018 CTMG. All Rights Reserved.

前作はゲームの世界が現実世界に飛び出し、日常が浸食されちゃうヤバさに興奮したものですが、今回は主人公たちがゲームの世界に吸い込まれるという逆の設定。さらに、ゲームキャラの中にも入っちゃう点が、かつてないほどに楽しくて刺激的! 異次元空間+肉体の変化というWの恐怖により、プレイヤーから一転、サバイブする身となった面々は異常なハイテンションでパニくりっぱなし。「ゲームのリアル化は地獄だな」って感じで他人の不幸をついつい笑っちゃう。同じセリフばっかり繰り返すNPC(プレイヤーが操作しないキャラ)が出てきたり、いきなり解説が挟み込まれたりと、テレビゲームあるあるも満載。ファイトシーンもしっかりゲーム仕様です!

スキルやアイテム、3つのライフを効果的に使い難関ステージを進みます。バイカー軍団や、サイやらワニやらジャングルの猛獣と険しい大自然が、4人の行方を阻む!

スキルやアイテム、3つのライフを効果的に使い難関ステージを進みます。バイカー軍団や、サイやらワニやらジャングルの猛獣と険しい大自然が、4人の行方を阻む!©2018 CTMG. All Rights Reserved.

オネエなジャック・ブラックが、やっぱりイチオシですね~。キモカワいさに含み笑いが止まりません。べサニー役の女優に、好きなテレビ番組から話し方までリサーチした甲斐あって、ジャックの向こうに”イケてる女子”の姿が見える…、気がする。超絶ナイスバディなカレン・ギラン演じる女戦士(中身はジミ女子)に”男を誘惑する方法”を指南するデブおやじの図…、笑えないわけないんですよ!あと、ジョナス・ブラザーズのニック・ジョナスもツボ。ジュマンジの世界に来て3か月と言ってるイケメンお兄さんですが、実は20年は経っており、死語の連発に同情です。

キャラがもつ「なんだそれ」なスキルがクセになるぅ。”smoldering intensity”はロック様演じる博士のスキルで、唐突にカメラがズームイン→博士はやたらと顔&セリフをキメます(笑)

キャラがもつ「なんだそれ」なスキルがクセになるぅ。”smoldering intensity”はロック様演じる博士のスキルで、唐突にカメラがズームイン→博士はやたらと顔&セリフをキメます(笑)©2018 CTMG. All Rights Reserved.

腹がよじれた後は、偶然に居残り組だっただけの4人がラストで仲間になるという、思わぬ成長&友情物語にほっこり。自分とはほど遠い”誰か”を実体験することが、他者や自分に対する気づきをもたらしたようですよ。自分よりもクールなキャラを堪能したスペンサーの、「このままがいい…」という葛藤にも共感です。…こんな調子でうっすら感動するものの、速攻でプププッに逆戻り! なぜならロック様×カレン(スペンサー×マーサ)の、ガチガチな衝撃キスシーンを思い出してしまうから。このキスは、ひどすぎる…。映画史に残りそう…。【東海ウォーカー】

「なんだか、なつかしいわぁ」なんて言っちゃうと年がバレます(笑)。前作の主演のロビン・ウィリアムズが生きているうちに続編作って、彼に出てほしかった…

「なんだか、なつかしいわぁ」なんて言っちゃうと年がバレます(笑)。前作の主演のロビン・ウィリアムズが生きているうちに続編作って、彼に出てほしかった…©2018 CTMG. All Rights Reserved.

【映画ライター/おおまえ】年間200本以上の映画を鑑賞。ジャンル問わず鑑賞するが、駄作にはクソっ!っとポップコーンを投げつける、という辛口な部分も。そんなライターが、良いも悪いも、最新映画をレビューします!  最近のお気に入りは「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(5月4日公開)のアリソン・ジャネイ!

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