中村倫也さんにインタビュー! 実写版「アラジン」の日本語吹き替えに挑戦して感じたこととは?

2019年6月6日 10:45更新

関西ウォーカー 取材・文=リワークス

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1992年に公開され、今なお世代を超えて愛され続けているディズニーの名作アニメーション映画「アラジン」を実写化。砂漠の王国・アグラバーを舞台に、貧しくも心優しい青年・アラジンと自由への憧れを抱く王女・ジャスミンのラブストーリーと、“3つの願い”を叶えることができる魔人・ジーニーが閉じ込められている”魔法のランプ”を巡る冒険を描く。吹替え初挑戦の俳優・中村倫也が主人公・アラジンの声を担当。本作との出会いや吹替えに挑んだ際のお気持ちなどを語ってもらった。

男の子も女の子も大人も楽しめる力を持った作品です
撮影=西木義和

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―長きにわたり、世界中のファンから愛されている作品「アラジン」との出会いをお聞かせいただけますか?

【写真を見る】ディズニー・アニメーションの不朽の名作「アラジン」を実写化(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「子供のころに『アラジン』や『ライオン・キング』、『トイ・ストーリー』など、男の子も楽しめるようなディズニー作品を見ていました。その中でも特に『アラジン』は、アドベンチャー要素が強いので、胸を躍らせた記憶があります」

―オーディションを経て抜擢されたそうですが、吹替えなど、声のお仕事にもともと興味はありましたか?

「いろんな仕事をやってみたいという自分の性格と、あとは声を褒めていただく機会もあったので。自分が持つ武器で人と違うものが、”声”だとするなら使いこなしていきたいなと思いました。何事もチャレンジしてみないとわからないので、声の仕事もやってみたいという思いは強くありました。でも、まさか最初の作品が『アラジン』に決まるとは思いもしなかったです(笑)」

―「アラジン」で初めて声の仕事に挑戦してみていかがでしたか?

「大人になるにつれ、自分の知らない世界に一歩踏み出す経験って少なくなっていくと思うんです。僕はそういう一歩を踏み出していきたいと思っているので、30歳を過ぎての初体験は貴重な経験になりましたし、また機会をいただけるのであればやりたいなと思いました」

心優しい青年・アラジン役で初めての吹き替えに挑戦!(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

―アラジンを演じるにあたって、どのようなアプローチをされましたか?

「日本とアメリカでは、会話のやり取りや感情の表現などの感覚的なところも違ってくるので、日本人に向けて日本語で吹替えをすることを特に意識しました。芝居を足していくところはもちろん、引くべきところもあり、そのさじ加減が悩みどころでした。本当に笑わないと笑っている時のテンションの声は出せないし、今まで自分の体もありきで芝居をやっていたので、ある種の歯がゆさもありました。だけどそれが楽しくもあり、声の仕事ならではだなと感じました」

―アフレコの収録は個別で行われたそうですね。

”魔法のランプ”の魔人・ジーニー扮するウィル・スミス。日本語吹き替えは山寺宏一さんが担当している。(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「そうです。木下さんや山寺さんの声が先に入っているシーンもあれば、入っていないところもありました。ジーニー役のウィル・スミスさんが英語でしゃべっているのを聞いて、僕が日本語で返す作業もあって、会話が成立しないんです。次は一番最後に録らせてほしいなと思いました(笑)」

―普段出演されているドラマや映画では、披露する機会の少ない歌唱シーンもありました。

「アラジンがジャスミンを誘い出すシーンで歌う『ホール・ニュー・ワールド』は、話しかけるような歌詞になっているので、彼女が楽しめるようにというアラジンの気持ちで歌いました。物語の冒頭には、アラジンが衛兵から逃げながら歌うシーンもあって、そこではアラジンが自分自身について歌っています。その歌詞が持つ意味やシーンにあわせた感情を丁寧に作っていくことは意識してやりました」

―本作のプレミアム吹替版をご覧になった感想をいただけますでしょうか?

「本作に限らず自分が出演している作品を見ると、"もっとこうした方がよかったかな?”とたくさんの反省点があるのですが、同時に楽しんで見ることができました。アニメーションの『アラジン』を実写化するにあたって、製作陣の並々ならぬ努力があったと思います。実写になったことで作品の魅力もより増していますし、男の子も女の子も大人も楽しめる力を持っています。いろんな人を誘って吹替と字幕の両方を見ていただけるとうれしいです」

―映画のキャンペーンや撮影で関西を訪れることも多いと思います。そこで関西で行ってみたい場所や好きな食べ物などはありますか?

「そうですね。大阪は天下の台所と言われるだけあって、特にお肉がおいしいですよね。時間があったら食べに行きたいです。あと、関西というより中国・四国地方もになってしまうのですが、瀬戸内海には行ってみたいです。」

―関西ウォーカーが創刊25周年を迎えました。時代も平成から令和に変わったところで、中村さんご自身が挑戦してみたいことがありましたら教えてください。

「休みの日は家でだらだらしちゃうことが多いので、一人旅に行ってみたいですね。実は仕事でしか海外に行ったことがないんです。日本語が通じないと思うと怖いなと思っちゃって、なかなか勇気が出なかったのですが、旅先で友達を作って案内してもらったり、一人で名所を回りたいなと思います!」

「アラジン」6/7(金)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて公開(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

●映画「アラジン」6/7(金)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて公開中

監督・脚本:ガイ・リッチー 音楽:アラン・メンケン 

出演:メナ・マスード ウィル・スミス ナオミ・スコット マーワン・ケンザリ 

プレミアム吹替版:中村倫也 山寺宏一 木下晴香 北村一輝

('19米/ディズニー)

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