オンライン化が生んだ“新しい就活様式”とは?コロナ禍の中を生きる大学生のリアルを調査
東海ウォーカー
難航するサークル活動。工夫を凝らした新たな取り組みも
―― 栗本さん、木野さん、植木さんはフリーペーパー制作サークル、井口さんはテニスサークル、中園さんは学校行事を運営するサークルに所属しているとのことですが、学校に通えない状況のなかで、部活やサークルの新入生勧誘は行えましたか?
【井口】InstagramとTwitterで行ったんですが、15人ぐらい入ってくれました。でも、やっぱり例年よりは少ないですね。
【木野】ZOOMを使ったオンライン説明会を実施して、LINEアカウントを作って質問を受け付けていました。新入生の子たちの不安をなるべく消せるようにと思って。
【中園】私のところはオンラインだけだったんですが、最近少しだけ動き出しました。(ソーシャルディスタンスを意識して)大きい教室に少人数を集めて、説明会を行っています。

―― やはりSNS中心の活動のようですね。新型コロナの影響でできなくなった活動もあるのでは?
【植木】毎年春に新勧雑誌を作って配るんですが、そこに企業の広告を入れて協賛金をいただいていました。それが部費になるんですけど、今年は配れなかったので…部費がピンチです。
【栗本】学校から活動禁止と言われているので、なにもできなくて…。その代わり、過去号をデジタル化してWebサイトで配信するなど、なんとかできることを見つけて活動しています。
―― この状況のなかでもできる活動をしているんですね!
【井口】僕はテニスの試合の運営を行っているんですが、3月から9月までの開催する予定だった試合はすべて中止にしました。今後は状況を見ながら、コートを多く取る、テニス以外の交流を禁止するといった3密対策をとって開催したいと思っています。ただ、参加する大学ごとに規制が違うので、対応に悩んでいます。
【中園】私は、新入生歓迎会や文化祭を運営するサークルに所属しているんですが、なにもできていなくて…。学校側の判断によるので、代わりにできることがなにもないというのが現状です。
―― サークルの活動内容によって、取り組みたくてもできない状況ですか…。また学校のルールが違うため、活動ができるできないの差も出てきている、ってことですね。
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