あなたはいくつ行ったことがある?人生で一度は訪れたい日本の絶景世界遺産7選
東京ウォーカー(全国版)
日本にある25件(2022年7月現在)の世界遺産のうち、あなたはいくつ行ったことがあるだろうか?なかには大都市から少々距離があったり、アクセス方法が限られていたりと、気軽に足を運べないスポットも少なくない。そこで今回、“多少苦労してでも一生に一度は行っておきたい”と思える日本の世界遺産をピックアップしてご紹介。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で自由に旅行ができない経験をした今だからこそ、“いつか行きたい”を叶える旅の計画を立てよう!
「屋久島」で樹齢1000年を超える屋久杉からパワーをもらう
日本の世界遺産の中でも、特に知名度が高いのが
「屋久島」
だ。1993年に日本で初めて自然遺産に登録された世界遺産であり、人気アニメ映画のイメージモデルとしても知られている。

屋久島は鹿児島県の大隅半島から約60キロの海上に位置し、島の総面積は約500平方キロメートル。その中で世界遺産に登録されているのは、島の西部海岸線から中央の山岳部にかけて、島面積の21%にあたる約107平方キロメートルのエリアだ。

太古より独自の生態系を形成している屋久島には、亜熱帯植物から高山植物まで多種多様な植物が自生。なかでも樹齢1000年を超える島固有のスギは“屋久杉”と呼ばれている。特に有名なのが現在確認されている屋久杉の中でも最大級の
“縄文杉”
だ。樹齢数千年にもなるこの老樹をひと目見るためには、往復約10時間というハードなトレッキングを経ることになる。その分、たどり着いたときの感動はひとしおだ。山に入る前にはしっかり準備することも忘れずに!
日本の新たな世界遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」
2021年7月に世界自然遺産登録された
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」
。その名の通り、鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部(国頭村、大宜味村、東村)、そして西表島の4つの地域から成る。

このエリアの大きな特徴は、イリオモテヤマネコやアマミノクロウサギ、ヤンバルクイナといった貴重な固有種や、国際的にも希少な生き物が生息しているという生物多様性にある。絶滅危惧種に指定されている生物も多い。

各島には美しいビーチやマングローブ林といった大自然が残り、それらを体感できるネイチャーアクティビティも人気。前述の通り生物多様性の保全においてもとても重要な地域なので、環境に配慮しマナーを守って楽しもう。
「白神山地」で約8000年前から続くブナの原生林で癒やされる
「白神山地」
とは、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる総面積約1300平方キロメートルの広大な山岳地帯の総称だ。この一帯には、およそ8000年前に形成されたと考えられているブナ林が現在も比較的原生的な状態で残されている。

このブナ原生林の中心地である約170平方キロメートルの範囲が、屋久島と共に日本初の世界自然遺産として登録。固有種であるアオモリマンテマをはじめとした約500種の植物や、絶滅危惧種であるクマゲラなどの多種多様な生物が生育・生息している。

世界遺産地域は核心地域と緩衝地域に区分されており、特に核心地域のブナ原生林は自然環境保護の観点から人為的な林道や歩道の整備はされていない。しかし、周辺には気軽に白神山地の自然を楽しめる散策コースが多数存在する。特にコバルトブルーが神秘的な
「青池」
を含む12の湖を巡る「十二湖散策コース」が人気だ。
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