2秒で思いついたアイデアが28.8万いいねの大バズり!犬が「勝訴」を知らせるオモチャが可愛すぎる!
東京ウォーカー(全国版)
ニッチなデザインが心を捕らえる。本人たちにも何がバズるか予測不可能!
何度も“バズる”経験をしてきた企画デザイン2時だが、自分達のアイテムがこれだけバズることは予想していたのだろうか?
「フェリシモ時代にはあるブランドのTwitter担当もしていました。担当になってある程度の年数が経ってからは、この商品を出したら何RTくらいもらえる、何いいねがつくというのが肌感覚でわかるようになっていたのですが、企画デザイン2時になってからは本当にわからなくなりました。いい意味で裏切られるようになりましたね。以前は売ることを前提にして商品開発をしていたのですが、2時では1点だけ作ってTwitterにアップするというパターンが増えたので、その場合は今までのマーケティングは生かせないですし、売ることを前提にしていないから、商品コンセプトもニッチなものになりがちなんです。逆に、これは売れるという確信があるものだったら、販売ページができてからアップしますね。売れるという自信がないものがTwitterに作品として出てきているんです」


一番予想外だった作品はキャベツウニをモチーフにしたエコバッグなんだそう。キャベツ色のエコバッグを黒いモップを改造した球体のケースに収納するのだが、バッグをケースから少しはみ出させた様子が、ウニがキャベツを食べている様子と重なり、なんとも愛らしい。これは4.6万RT、19万いいねがつき、「これにはたまげました」とのこと。商品化希望のコメントに押され、秋頃にはカプセルトイになることが決定している。
さまざまなアイデアを形にしている楢崎さんだが、日常生活での疑問をアイデアの種としてメモをしているのだそう。ほかにも、アイデアを生み出すために役立っていることはあるのだろうか?

「Twitterを尋常じゃないくらい見ていますね(笑)。日々どんなものが生まれ、どんなものが支持されているのか。Twitterだと数値化されていて、目に見えるので便利に活用しています。それから仕事とは関係なく、お笑いが好きなのですが、お笑いが参考になっていると感じています。Twitterで作品を出すのってちょっとボケみたいなものだと思うんですよ。作品というボケに対してお客さんがリプライでツッコミを入れる。どんなふうに作品を見せていけばいいのか、というところにお笑い好きなことが生きているかもしれません」
「時計の2時の方角である“ななめ上”の発想を大切にする」という思いが込められた社名。バズるアイテムたちはまさに“ななめ上”を体現している。今後も彼女たちが生み出す世の中を楽しくするモノ、コトから目が離せない。
取材・文=西連寺くらら
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