今週末(11月26・27日)の紅葉見頃はここ!全国の見頃な紅葉名所ガイド
東京ウォーカー(全国版)
秋も深まり、日によっては冬の装いで出かけたくなる寒さも感じるようになった11月下旬。平野部の紅葉もますます進み、今年の紅葉シーズンも終盤にさしかかっている。とは言え、これからが見頃となる紅葉名所はまだまだ多い。引き続き見頃なスポットと、今週末(11月26・27日)には見頃を迎えそうな全国の紅葉スポットを紹介しよう。
※各スポットの見頃は2022年11月22日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※その他の内容は取材時点の情報です。また、写真は2021年以前のものです。
【関東】今週末紅葉を楽しめそうな名所
【関東・栃木県】太平山 / 関東平野を一望しつつ赤く色づくモミジを愛でる
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
栃木市・蔵の街から西に約5キロに位置する太平山。山頂近くの謙信平の赤く色づいたモミジは息をのむ美しさで、紅葉の名所としても人気が高い。謙信平からは関東平野や秩父連山を見渡すことでき、周囲の峰々が霧に浮かぶ雄大な景観は「陸の松島」とも呼ばれる。秋晴れの日には、遠くに富士山が見えることも。例年11月中旬から下旬にかけて見頃となり、赤や黄色に色付く景色を楽しむことができる。
【関東・千葉県】成田山新勝寺 成田山公園 / 広大な敷地で約250本の紅葉を楽しめる
色付き状況:色づき始め(※2022年11月22日現在)
成田山新勝寺境内に広がる約16万5000平方メートルの大きな公園。四季折々の表情を楽しむことができる憩いの場として、成田山参詣者や市民から親しまれている。紅葉の見頃となる11月中旬から12月上旬には、色鮮やかに染まったモミジやイチョウ、クヌギなど約250本を鑑賞できる。特に、園内の成田山書道美術館周辺や竜智の池付近は紅葉の撮影スポットとして人気だ。池の水面に映し出された様子は雅やかで、時間がゆっくりと感じられ、勾配のある散策路では、足を進める度に目まぐるしく変化する風景を楽しむことができる。
【関東・千葉県】養老渓谷 / 紅葉鑑賞が楽しめるハイキングスポット
色付き状況:色づき始め(※2022年11月22日現在)
養老川上流の養老渓谷は、市原市朝生原から大多喜町粟又まで約7キロにわたる広いエリアで、ハイキングのメッカといわれている。色づいた山々を眺望できる大福山展望台、中瀬遊歩道や滝めぐり遊歩道といった川沿いの散策コースのほか、懸崖境・筒森もみじ谷などがあり、楽しみ方はさまざまだ。
【甲信越】今週末紅葉を楽しめそうな名所
【甲信越・長野県】名勝 天龍峡 / 水面が映す、岩肌を彩る紅葉
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
多くの文化人に愛された名勝天龍峡。秋には、モミジやドングリ、ドウダンツツジなどの峡谷の岩肌に広がる紅葉が、水面に映える様子は素晴らしい。見頃は11月上旬から中旬で、天竜川下りの船上から、峡谷の錦織りなす紅葉を見ることができる。
【東海】今週末紅葉を楽しめそうな名所
【東海・愛知県】犬山 寂光院 / 尾張のもみじでらの別名で親しまれる名所
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
愛知県犬山市の寂光院は、別名「尾張のもみじでら」と呼ばれ、秋の紅葉スポットとしても知られている。巨木を含む約1000本の樹木が、例年、11月中旬から12月上旬にかけて鮮やかに色付き、紅葉が見頃を迎える。2022年11月5日から12月4日(日)までの期間は、もみじまつりが開催されている。
【東海・岐阜県】大矢田神社もみじ谷 / 約3000本の樹林が色づく絶景
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
【※2022年の紅葉まつりは開催されません。詳細は公式サイト等でご確認ください】
社殿に彫られた市内随一の豪華な彫刻が特徴の、大矢田神社。その境内の楓谷にはヤマモミジなど約3000本のモミジの木があり、神社本殿への登り口の石段から社殿東側一帯の谷川沿いの美しい自然林は国指定天然記念物でもある。11月中旬から12月上旬には赤や黄色に色づき、「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれた美しい紅葉を見ることができる。
【北陸】今週末紅葉を楽しめそうな名所
【北陸・石川県】特別名勝 兼六園 / 国指定特別名勝の移り変わる風景
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
石川県の兼六園は国指定特別名勝で、日本三名園の一つ。江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園で、春は桜、夏は木々の緑、秋は紅葉、冬は雪吊りと四季折々の風景が楽しめる。紅葉はモミジ類約340本、桜約400本、ケヤキ約50本、その他、ニシキギ、ドウダンツツジ等がある。赤や黄色に色づいた紅葉により、園内は趣深い雰囲気に。例年、11月上旬から11月下旬頃が紅葉の見頃となる。
【北陸・福井県】大原山・西福寺 / 北陸きっての名刹の庭園で美しき紅葉を鑑賞
色付き状況:今見頃(※2022年11月22日現在)
14世紀に活躍した名僧・良如上人が建立した浄土宗きっての名刹(めいさつ)。福井城主・結城秀康公の寄進で書院が建てられた徳川家ゆかりの地でもあり、1400坪にもおよぶ書院庭園は極楽浄土を地上に表現したともいわれ、国の名勝に指定されている。とくに朝日に映える新緑・紅葉はまるで別世界のよう。応仁の乱を避けて都から移設された文化財も多く、重要文化財も多数存在しているのが特徴。四季折々でさまざまな表情を見せてくれる庭園は11月中旬頃がいちばんの見ごろ。紅葉に覆われ美しさも際立つ。
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